何かをするときには、しっかりと目的意識もってやろう!

ある日の通勤途上で見た光景です。

小学生が登校をする時間なのですが、(多分)PTAで横断歩道の旗振りをしていました。子供たちが横断歩道を渡るときに、車の運転手に子供が横断中ということを喚起するためなんだと思います。まっ、朝には良く見かける光景ですよね。

で、旗を振るお母さんらしき人はどこに立っていたでしょう?これがびっくり、横断歩道の車が来る方向と反対側に立って旗を振っていました。あれじゃ、車が万が一突っ込んできたときには、旗振りのお母さんより子供が先に轢かれてしまいます。

もちろん、車が来る方に立っていたって、車が突っ込んできてしまえば子供が轢かれることには変わらないかもしれません。が、やっぱり変ですよね、それって。それはその時だけたまたまみたわけではありません。他の場所で、他の時にも、それこそたまに見かけるのです。これってどういうことでしょう?

何回かみるので、そのお母さんたちを眺めていたらなんとなく分かりました。道路を挟んで向こうとこちらで、おしゃべりをしているんですね。で、横断歩道側の信号が青に変わるとそのまま前進するものだから、どちらか片側のお母さんは車と反対側に立つことになるんです。

これは、本来ある目的をすっかり忘れて、ただ信号が変わったら道路に出て旗を振ればいいという形だけにとらわれた結果だと思うのです。ちゃんと目的を意識していたらこんなことには(多分)ならないですよね。

で、スポーツ活動、特に練習に当てはめて考えれば同じようなことって沢山ありませんか?

練習メニューって、それ一つ一つに何らかの目的があるはずなのです。何らかの技術をマスターするためだったりスタミナをつけるためだったり、もしかしたらスピードをつけるためだったり。それを忘れてしまうと、ダッシュしなきゃいけないところをだらだら走る。ただメニューに10mシャトルランと書いてあるからなんとなく10m走って折り返す。これだと実のある練習にならないんですよね。

色々なチームの練習をみる機会があるのですが、いつも選手がそれぞれの練習にその目的を意識しているかどうかが非常に気になります。特にウォームアップ。なんとなくラジオ体操のようなものをやっている風なところがほとんどです。(時間がもったいない…)

あと、専門技術の練習。先日とある高校のバレー部にお邪魔した時、選手に「オーバーパスをやっていますが、何のため?」と聞いても答えは「分からない」。これだと、多分なかなか上達をしないと思うのです。ウォームアップの一環だったり、パスの精度を上げるためだったり、遠くまで飛ばせるようにするためだったり、何らかの目的を持ってやって欲しいなぁと思います。(多分やり方も変わります)

と、言うことで、練習をするときには、その一つ一つのメニューの目的を強く意識してみてください。これを読んでいただいたあなた、意識していましたか?

この記事を書いている人

走尾 潤Body Tuning Labo K7"代表 / Body Tuner
もともとは、富士通系のコンピュータメーカーでハード設計を11年くらいした。
ある時、運動選手のケアがしたくなり、脱サラ、接骨院開業。本格的にケア事業をするために、現在の自費治療院を開設。
今では、世界に挑戦するジュニアテニス選手やプロ選手。3時間を切る、比較的早い市民マラソンランナー、ダンサーや俳優などのケアサポートを行う。