布団も進化している ; 高反発マットレスのはなし

昔からの友人に、布団屋さんの社長さんがいます。先週末、お茶をする時間があったので、すこし話をしてきました。面白い話だったので、ご紹介します。話の内容は、ちょっと前から流行っている「低反発」製品より更に進化した「高反発」製品のはなしです。ちなみに、商品的にはこれ。

ドクター・ムーブ

ここ数年、「低反発」と呼ばれる素材でできているマットレスや枕があります。あれは、もう、古い、と。(悪いわけではないです)低反発は、身体を包み込むような感じになります。だから、カラダにとって負担がない感じになります。

実は、そこが問題といえば問題で、包むこむようになってしまうので、寝ている間に寝返りをうたなくなるのだそうです。人間には寝返りをうつことがとても大切です。

この布団を開発した大学の先生によると、腰痛患者の7割程度の人が低反発系の布団で寝ていて、寝返りを打たない。寝返りをうつのは、カラダの筋肉を使うことになります。

筋肉は働くことにより、血液循環を促します。だから、寝返りによって結構が良くなる。というメカニズムです。じゃ、高反発ということで、大手メーカーなどからは高反発素材を使った布団が出始めました。が、素材だけ高反発にしてもそれだけでは駄目なのだそうです。

結局は、カラダを包み込むように働き、寝返り促進にはならないのです。そこで、この布団屋さんでやったのが、ある程度硬い素材を高反発素材でサンドイッチする。(3層構造)

この硬い素材のものも、特殊なたわみ方をします。寝返りを打ち始めると、カラダをクルンと回すように働き、でも落っこちないんだそうです。そんなに極端じゃないとは思いますけど。

ドクタームーブ

ただ、低反発を弁護すると、それ自体が悪いわけではないのです。低反発のマットレスを使うと、短時間の眠りにはとてもいいのだそうです。寝返りをうたない分だけ頭を揺らさず、眠りの質が高くなる。

でも、長い時間になると寝返りをうとうと努力してしまい、疲れるということですね。一長一短ですね。布団の話って、いろいろありますよね。昔からあるものなのに、まだまだ進化する。すごいなぁ、って思います。

この記事を書いている人

走尾 潤Body Tuning Labo K7"代表 / Body Tuner
もともとは、富士通系のコンピュータメーカーでハード設計を11年くらいした。
ある時、運動選手のケアがしたくなり、脱サラ、接骨院開業。本格的にケア事業をするために、現在の自費治療院を開設。
今では、世界に挑戦するジュニアテニス選手やプロ選手。3時間を切る、比較的早い市民マラソンランナー、ダンサーや俳優などのケアサポートを行う。