身体を動かすということ2

多くの人は、社会生活を営むために、身体を動かしています。
その身体の動かし方に理想的な動きというものがあるとしたら、
その理想的な動きを阻害するものには大雑把に2つの原因があると前回の記事で書きました。
その一つは、ほぼ90%くらいの人が当てはまる、
「身体がしっかりと動ける状態ではない」
こと。
大抵の人は、身体に痛みがなく疲労感がなければ、かなりベストコンディションに近いと思っています。でも、それは間違え。
もう一つの理由を今日は紹介していきます。
特にスポーツの現場で思うのですが、身体が理想的な動きをしないもう一つの理由は、誤解を恐れずに書くと指導者の存在です。
大抵の指導者の方は、その種目の専門家です。身体の動き具合の専門家ではない場合が多いです。
だから、フォームを指導するときも、モデルになる選手がいてそのフォームに近づけようとする。あとは、一般的に良いフォームとか悪いフォームと呼ばれるものがあって、そこに近づけようとする。


でも、それがすべての人にとって良いわけではありません。
骨格や筋力、その他いろんなことがみんな違うのです。
だから、モデルを用意してそこに近づけるというのは、間違った始動をしてしまう可能性が非常に高いです。
あとは、言葉の問題。
言葉は出し手と受け手の間に、微妙に定義が違う場合があります。
この定義の違いが誤解をうみ、理想的な動きから遠ざけてしまうことが多々あります。
例えば、野球のピッチャーをやっている子。
コーチに踏み出す足は3塁側に向けろと言われ、ほぼ90度の方向に出す。そんなことをやっている人は、ほとんどいないのですが、真面目にコーチの言うことを聞いちゃったんですね。
と、いろいろな理由があります。
僕らも決して最高のことを提示できるわけではなく、「身体」と言う一面からしかアドバイスは出来ません。
関係者全てが、うまく情報交換できるといいなぁと思っています。

この記事を書いている人

走尾 潤Body Tuning Labo K7"代表 / Body Tuner
もともとは、富士通系のコンピュータメーカーでハード設計を11年くらいした。
ある時、運動選手のケアがしたくなり、脱サラ、接骨院開業。本格的にケア事業をするために、現在の自費治療院を開設。
今では、世界に挑戦するジュニアテニス選手やプロ選手。3時間を切る、比較的早い市民マラソンランナー、ダンサーや俳優などのケアサポートを行う。