もう根性だけ、練習だけでは勝てない時代になってきている

今年の10月から、たまたまのご縁でFテニスさんというテニススクールさんとお付き合いをさせて頂いています。月に一度伺って、プロや強化ジュニア選手を中心に全身調整をさせて頂いています。

この日曜日は、その月に一度の仕事の日で、プロ5人、強化ジュニア8人のメンテナンスをさせていただきました。

施術現場はこんな感じ

まだお邪魔するようになって日が浅いので、沢山の情報が集まっているわけではありませんが、毎回、誰がどんな問題を抱えていて、どうなったのかという記録を取っています。まっ、一般的に言うカルテですね。これを見ると、月に一度のメンテナンスで、スポーツ障害あり→特に問題なしに変わる選手たちがいます。やっぱりちゃんとしたメンテナンスはとても重要と言えるでしょう。

毎月、第二日曜日がお邪魔をする日ということになっていますが、同時に野口ボクシングジムのトレーナーさんもいらして、身体の動きについてのセッションも行われています。こちらは、年代別に3クラス程度行われています。音楽に合わせて、身体の動きを作っていく。直接テニスの動きではありませんが、身体を自由自在に使えるようになるためのセッションです。小学生からプロまで受けています。

Boxout風景

これは、経営者である藤井コーチが、「もう厳しい練習だけをしていても勝てない」という思いから、いろいろな分野の専門家を外部から集めて強化をしていくという方針になった結果です。

Fテニスさんは、テニス業界ではとても有名なスクールだそうで、今年の全日本選手権の優勝者もこのスクール出身です。そんな名門スクールでもこのままでは勝てない(世界に出ていけない)と、外部から専門家を集めて強化をするようになっています。もう、ただ練習だけを根性でやっていても到底勝てるものではないと、関わらせて頂いて内側から見た時に思います。

もちろん、スポーツは勝つためだけにやるものではありません。健康のためやストレス発散のため、いろんな目的があります。ただ、勝ちに行くんだったら、もう個人では難しいと思います。もともとモチベーションが強く世界に出たいと思っている選手たちに、ちゃんとしたコーチがつき、練習相手や場所も確保され、フィジカルのトレーナーさんがトレーニングを組み立て、僕らのような人間が身体のメンテナンスをし、動きを作る専門家が動きを教え、管理栄養士も用意されている。

まっ、なかなかこういった環境を手に入れられる人は少ないと思います。でも、確実に、スポーツはこういった世界になっていくでしょう。これはこれで、関わっている人間としては、目標がはっきりしているのでとても仕事としてやりやすいです。そして、充実感もあります。

身の回りでも、「強くなりたい」「強くしたい」という話は聞くことがあります。でも、たいていは練習量最重視です。これでは、選手たちは壊れていってしまう可能性が非常に高いです。燃え尽きるってことも起きがちです。もう少し「身体」というものが重視されるといいなぁと思います。

たくさんの練習をしているのになかなか強くなってこない。よく分析をすると、きっと何かが足りなかったり間違ったりしています。「世界を目指す」ではなくても、もっとできることはあるはず。まずは、全体像を見なおしてみると、まだまだできることはあると思います。

施術スケジュール

この記事を書いている人

走尾 潤Body Tuning Labo K7"代表 / Body Tuner
もともとは、富士通系のコンピュータメーカーでハード設計を11年くらいした。
ある時、運動選手のケアがしたくなり、脱サラ、接骨院開業。本格的にケア事業をするために、現在の自費治療院を開設。
今では、世界に挑戦するジュニアテニス選手やプロ選手。3時間を切る、比較的早い市民マラソンランナー、ダンサーや俳優などのケアサポートを行う。