昔からずーっとアスリートのボディメンテナンスをやってきて、思うことがあります。

「強くなりたい」とか「勝ちたい」っていう割には、ちゃんとできている人がいなくて、どうしてだろうって思うこと。それは「準備」です。

「えっ、準備はいつも万端だよ!」って思う方も多いと思いますが、僕たちの立場からするとそうでない人がほとんどです。

例えば、「痛みがある」ということ。どうして「痛み」が出てしまったのかを分析してみる。そして、対策をする。これらをしたことがなければ、準備はちゃんと行われていないということです。しょうがないじゃなくて、起こさないようにするのが準備です。

世界でもトップクラスと言ってほとんどの人が否定しないであろうメジャーリーガーのイチロー選手。こんな語録がありました。

夢をつかむ イチロー262のメッセージから引用

79 ハイレベルのスピードでプレイするために、
ぼくは絶えず体と心の準備はしています。
自分にとっていちばん大切なことは、試合前に完璧な準備をすることです。

90 やれることはすべてやったし、手を抜いたことは一度もありません。
常にやれることをやろうとした自分がいたこと、
それに対して準備ができた自分がいたことを、誇りに思っています。

準備、重要視しているんですね。決して、一夜漬け的なことをしているのではないようです。まぁ、完璧な準備なんてふつうはできるものでもないでしょう。でも、努力はしていくことは、強くなりたいのなら必要かなと思います。

あと、この本にはなかったのですが、ネットで見つけた語録。

プロ野球選手は、怪我をしてから治す人がほとんどです。
しかし、大切なのは怪我をしないように、普段から調整することです。怪我をしてからでは遅いのです。

僕が感じるところでは、プロ野球選手だけでなくて、ほとんどのアスリートがそうです。「痛くないから問題なし」と思っている選手が多いです。

K7”でよくお話しさせていただく「全身調整を定期的にしよう!」というのはこういうこと。イチロー選手がいうように、ほとんどの選手ができていないということは、理解が難しいんだろうなと思いますが、逆に言えば理解した選手は優位性を持てるということ。強くなるのは「練習量」だけでないということに気づいていただけたら嬉しいです。

 

イチロー 262のメッセージ
『夢をつかむイチロー262のメッセージ』編集委員会
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Author Profile

走尾 潤K7"代表 / Body Tuner
大学(工学部)を卒業後、コンピュータハードの設計を11年。
その後、大きく方向変換し、脱サラで接骨院を開業。
そしてまた方向変換し、アスリート専門の治療院を運営中。
2004年埼玉国体で代表チームのトレーナーをしてから全国レベルのアスリートたちとの付き合いが始まる。
今はテニスではプロやジュニア日本代表選手、マラソンでは比較的速い市民ランナーを中心に毎日身体の調整を行う。
世界を目指す選手たちにどこでも対応できるよう、Body Tune分野で日々進化中!