上達する練習方法

 あるチームに参加していたときのことです。
 練習が終わると、最後に軽いミーティングみたいなものがあります。連絡事項を伝えることと、その日の練習について一人二人感想を言うというのがその内容です。
 その日のあるベテラン選手の感想
「最近チームの調子はいいけど、慢心しないでもっと高いレベルのプレーをするように心がけよう」
というものでした。うんうん、常に向上しなけりゃいけないなと同じ思いを持ちました。
 ところで、上達をするにはどんな練習方法を採ったらいいでしょうか?もちろん、100点をつけられる練習方法って言うのは非常に難しいと思います。チーム(選手)の状態はいつも変わるし、天候なども条件も変わる。だからスタッフ側も常に100点を目指して練習メニューを考えていく必要があると思います。
 で、練習方法を考える上で、大きく分けて二つの方法があるように思っています。(別の考え方をすればもっとあるでしょう)
一つは、難しい技術や苦手な技術に挑戦する方法。
もう一つは、基本的でやさしい技術を非常に高い精度で行う方法。
 いろいろなところの練習を見ていて、このことは気づかないうちにされてはいますが、意識はされていないと思います。まっ、考え方によってはこの二つは結局同じことでもあるとは思います。
例えば、サッカーのシュート。
難しい技術の方は、いろんな角度からパスをもらったり、スピードの違うパスをもらったり、打つときもいろいろな角度から打ってみるとか。
簡単な技術を高い精度での方は、正面から出いいから必ずポストに当ててゴールに入れるなど。
例えばバレーボールのレシーブ。
難しい技術の方は、スピード、角度、距離などをどんどん変えていく。
高い精度の方は、やさしいパス出しをしてもらっても構わないから5cmとずれないボールを返すなど。
精度に関してはどんどん高くすることが出来るので、「出来るようになった」というのはありえないことだと思います。
この両方の考え方をうまくバランス、ミックスさせて練習をしていくと効率よくトータルで上達をするように思います。
 まずは難しいことがそこそこ出来るようになること、そして簡単なことを正確に出来るようになること。この辺を強く意識してメニュー組をしてみてはどうでしょうか。
次回
目的と意識付けあたりを書ければ書いてみたいなと思います。

この記事を書いている人

走尾 潤Body Tuning Labo K7"代表 / Body Tuner
もともとは、富士通系のコンピュータメーカーでハード設計を11年くらいした。
ある時、運動選手のケアがしたくなり、脱サラ、接骨院開業。本格的にケア事業をするために、現在の自費治療院を開設。
今では、世界に挑戦するジュニアテニス選手やプロ選手。3時間を切る、比較的早い市民マラソンランナー、ダンサーや俳優などのケアサポートを行う。