運動前のストレッチは危険?

キネシオテーピング協会の年初の研修会に行ってきました。これでも一応関東支部の指導員。時々は顔を出して、新しい話題についていかないといけません。

極力顔を出していますが、年々研修会で話される話のレベルが上がってきている感じがします。入った頃は、どんな貼り方をしたら効いたって感じの話が多かったのですが、最近は考え方の話が多くなってきています。

ところで、一つ前に「思い込み」の話を書きました。
皆さん、「運動前のストレッチは絶対にやらないといけないもの」と思い込んでいませんか? もちろん、○○の理由でやっていると、目的と効果がはっきりしているのであれば、全然構いません。でも、どうではなくて、そう言われているから。というのであれば、ちょっと考え直してみても良いかもしれません。

(宣伝ではありませんが、)キネシオ協会の会長の本が最近出版されました。
伸ばさず縮める マッスルユニットトレーニング」 
帯には「運動前の”ストレッチ”は危険!!」となっています。

筋肉って、運動をするときに自ら伸びることはできなくて、縮むことしかできないことはご存知でしょうか?どんな関節でも、その周りについている筋肉が縮むことによってのみ動くことができます。決して、筋肉が伸びて関節を動かすことはありません。
そう考えたときに、ストレッチって筋肉を伸ばしますよね。そうではなくて、筋肉を縮めることを準備運動として行ったほうがいいのではないか、というのがこの本で提唱されていることです。紹介されていることをやってみると感じると思いますが、意外と身体の筋肉って縮ませることができないです。それだけ、準備運動なしで運動に突入しているってことだと思われます。

特に変化を好まない人には興味のない話だと思います。
が、少しでも向上の可能性のあるものにはトライしてみたいという方は読んでみてはいかがでしょうか?
当院でももっと深く理解して、皆さんに役立てるようにしていきます。

この記事を書いている人

走尾 潤Body Tuning Labo K7"代表 / Body Tuner
もともとは、富士通系のコンピュータメーカーでハード設計を11年くらいした。
ある時、運動選手のケアがしたくなり、脱サラ、接骨院開業。本格的にケア事業をするために、現在の自費治療院を開設。
今では、世界に挑戦するジュニアテニス選手やプロ選手。3時間を切る、比較的早い市民マラソンランナー、ダンサーや俳優などのケアサポートを行う。