フォームは大事ですが…

「肩(肘)が痛い。」
球技の系統ではよく聞く言葉です。
では、どうして「肩(肘)が痛い」状態になってしまうのでしょうか?

いろんな競技を生で見ることもあるし、テレビで見ることもありますが、やっぱり肩や肘に負担をかけた時に痛みが出てくる(壊れてくる)ように思えます。
プロのスポーツを見ると、やっぱり上手に身体が使われているんですね。(それでも壊れるときには壊れちゃいますよね。)

この前、小学生のピッチャーが来ました。肩がかなり痛いと訴えます。一通り、チェックポイントを見て、電気やマッサージ、テーピングをしました。とりあえず、肩の痛みは半分以下になります。

ここで、どうして壊れるんだろう?と思い、参考までにどんなフォームで投げているのか見せてもらうことにしました。で、その場で投げる気持ちでフォームを再現してもらうと…。
何か変です。途中で動きがいったん止まる。スムースに体重の移動が起こっていません。これだと、身体だけ残って手投げになってしまっています。

よ??く見ていると、踏み出した足がブレーキになって体重移動を止めています。つま先が3塁側を向いていました。個人的には野球の専門家ではないので、それが良いか悪いかは分からないのですが、やっぱり良くないと思いました。で、どうしてそう投げるのかを聞いてみると…。そう教わっているのだそうです。

結局そのときには、足の向きを気にせずにスムースに体重移動が行われる方法を教えてやってみてもらいました。すると、動きはスムースに、手の振りもかなり早くなりました。その結果つま先はほぼ正面を向いています。

いつも思うのですが、どうもフォームから入る選手、指導者が多いように思います。もちろん、とっても大事です。でも、多分一番大事なのは、いかにボールに自分の持っている力を伝えることができるかでしょう。決して、フォームの良し悪しではなく。きっと、一番大事なボールに力を伝えることを追い求めていくと、一番その人にいいフォームになると思います。

で、先日、WBC(野球)をやっていたので見ていると、プロ野球選手のピッチャーの踏み込み足はバッターの方を向いているんですね…。

この記事を書いている人

走尾 潤Body Tuning Labo K7"代表 / Body Tuner
もともとは、富士通系のコンピュータメーカーでハード設計を11年くらいした。
ある時、運動選手のケアがしたくなり、脱サラ、接骨院開業。本格的にケア事業をするために、現在の自費治療院を開設。
今では、世界に挑戦するジュニアテニス選手やプロ選手。3時間を切る、比較的早い市民マラソンランナー、ダンサーや俳優などのケアサポートを行う。

フォームは大事ですが…” に対して1件のコメントがあります。

  1. じゃむみんと より:

    やはり指導者ですね。
    スポーツ医学や解剖学を勉強して指導されている指導者が増えて来ましたが、体の仕組みを意識しないで教えるととんでもないことになって将来ある子供をつぶしてしまうのですね。
    木曜日にサーブカットの練習をします。まずは近距離から。レシーブの練習なんですが、ガニ股につま先を外側に向け、膝の向きを合わせます。
    股間節を開くことを意識して。
    つま先は上げ気味にして、土踏まずかどちらかというとかかとに体重をのせる感覚。股割り状態ですかね。膝が痛くないような気がするんですがどうでしょう?
    先生はどう思われますか?
    ちょっと女性には恥ずかしいフォームかもしれませんが。

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