ゴルファーのためのテーピングに学ぶフォームを作るということ

先日、週末ゴルフをされる方に全身調整をして、さらにゴルファー用のキネシオテーピングをしてみました。(過去記事: 週末ゴルフのための全身調整)

今週末にまたゴルフということで同じ方がきました。そして、
「○○ちゃんは、ウッドとアイアンのフォームが違うね」
と仲間によくいわれるとお話しいただきました。

そこで、イメージの世界ではありますが、ウッドを持ったつもりとアイアンを持ったつもりで素振りをしてみてもらいました。すると、確かにちょっと違います。よく見ていくと、身体のどこの部分を重点的に使うかが変わっていました。もちろん、ご本人は無意識です。(意識というか無意識というかすごいですね。イメージでもフォームが変わります。)

そこで、苦手だというアイアンについて、フォームが少しでも変わるよう、そして打ちやすくなるように前回と同じように動きを見ながらキネシオテーピングをしてみました。ただ、前回は(多分)ウッドをイメージしたフォームに対して貼り、今回はアイアンのフォームを最適化するように貼りました。なので、ルートが変わりました。

テーピングした後の素振りでは、感覚的にはウッドに近い状態で振れるようになったとのことです。さらに、本人の身体のどこを重点的に使うかという意識ポイントを提案しました。ウッドとアイアンで感覚が変わらないようにするためです。あとで聞くと、これもなかなか良かったようです。

身体の中で使う部分が変わると、当然ながらフォームが変わります。この事実、とっても重要ですが、かなり多くの場面で見落とされています。そして、一般的にはフォームの指導がされるときには、「形」から入ります。誰でも見やすいし、わかりやすいためです。

ただ、個人的には身体の中のどこで力を発生させるのかが重要で、それを基準に動きを作っていった時に結果的にできるのがいいフォームだと思っています。今回のように、本人が無意識のうちに力の発生のさせ方を変えてしまう場合、自分では気づけないのでなかなか修正ができません。そこで、僕らのような人間が、外からチェックしながらご本人と一緒に修正していくことが重要でしょう。

クラブ、ラケット、バットなどを変えたときに、無意識のうちに変わってしまうフォーム。相手やコートが変わった時にも起こるかもしれません。それでもできる限り最適化していきますので、調子の良し悪しに悩んだら「力の出し方」という視点からのフォームチェックをご利用ください。きっと、何かが変わります。

この記事を書いている人

走尾 潤Body Tuning Labo K7"代表 / Body Tuner
もともとは、富士通系のコンピュータメーカーでハード設計を11年くらいした。
ある時、運動選手のケアがしたくなり、脱サラ、接骨院開業。本格的にケア事業をするために、現在の自費治療院を開設。
今では、世界に挑戦するジュニアテニス選手やプロ選手。3時間を切る、比較的早い市民マラソンランナー、ダンサーや俳優などのケアサポートを行う。