ソフトテニス部サポート(試合間)

大宮西高校のソフトテニス部のサポートをした続編です。

前回の記事では、試合前にどんなことを考えて、選手の身体を作っていくかを紹介しましたので、今回は試合間にどんなことをやっているのかを紹介します。

試合間のサポートは、一日に何試合もやるような競技にのみあることです。トーナメントの最初のうちは、他にもたくさん試合があるので、次の試合までに時間的にはかなり余裕があります。そのため、試合間に違和感などを訴えてきた選手に対しては、比較的ゆったりと身体作りをやり直すことが可能です。

試合前にしっかりと身体を作った場合でも、試合の間にどんどん変化をしていき、何かが起こることは稀ではありません。なので、朝、しっかりと動きの調整をしておいても、それで終わりとはなかなかならないです。

費用をかけ、トレーナーを頼んでいただくチームは比較的強いチームが多いので、朝のうちは相手との力関係からもハードな試合になりにくく、特に身体づくりをやり直す必要のある選手がいないことが多いです。逆に、後半になると試合間の時間も少なくなり、選手たちにも異変が少しずつ起きてくるので、完全にサポートをすることが出来なくなる可能性も高まります。

そのため、少しでも早い時点(前の試合とか)で気づいてあげる必要がでてきます。

今回は、全部で5試合の予定。最初のうちは、試合後に選手たちに聞いて回っても、特に何も起こってないようでした。若いってすごいなぁとも思っていました。

そんな時、準決勝を勝ち上がり、自分たちの控えスペースに向かって歩いているある選手の後ろ姿に違和感を覚えました。「あれ、なんか歩き方が変。」 聞いてみると、片脚に力が入りにくくなっている人のこと。こうなると修正が必要です。

時間的な余裕が殆ど無い状態なので、基本的なところから。全体のチェックと、どうしても大切な体幹部だけをまず調整。で、時間切れです。ただ、選手的には、ほぼ戻った感じを持ってくれたので一安心でした。決勝の様子を見るかぎり、全く問題なくなっていたようで、良かったです。

こんな感じで、試合間は全員を見ることができない可能性があるので、自分でできることは自己でやってもらう。選手たちとの付き合いが長くなればなるほど、自分たちでレベルの高いことが出来るようになってきます。早めに訴えをすることも出来るようになるし。

ということで、今回はこの辺で。 次回、試合中のことを紹介したいと思います。今回は試合中にトラブルもあったので、自分としても学びが多かったりします。

この記事を書いている人

走尾 潤Body Tuning Labo K7"代表 / Body Tuner
もともとは、富士通系のコンピュータメーカーでハード設計を11年くらいした。
ある時、運動選手のケアがしたくなり、脱サラ、接骨院開業。本格的にケア事業をするために、現在の自費治療院を開設。
今では、世界に挑戦するジュニアテニス選手やプロ選手。3時間を切る、比較的早い市民マラソンランナー、ダンサーや俳優などのケアサポートを行う。