重心動揺性2 Wii -散布図でみる-

今回は、得られた(x,y)座標を表計算ソフトの散布図表示するとどのように見えるのかを紹介します。散布図自体は、何も加工をしていない数字をそのままグラフ化したものです。「こんなふうに見えるんだ~」と知っていただければOKです。

参考として紹介するのは、両脚、片脚、静止、動いてなどを組み合わせたものをお見せします。サンプル数は沢山ではないので、もしかしたら、紹介したものには特異な形のものもあるかもしれません、悪しからず。

 

両脚編

静止状態で足幅を広くした場合と狭くした場合。

両脚で立つにしても、足幅で重心の動き方は変化するでしょうか?

測定によると、脚を閉じればほぼ真ん中一点に集中しますが、開くと右に寄ったり、左に寄ったりすることがあるようです。全く左右均等に立つということではなく、多少は揺れているということでしょう。 (この場合はで、全員とは限りません。)

両脚で立って、動いてみた場合。

片脚編

静止とランダムに動いてみた場合


かたち的にはそれほど違うようには見えませんが、大きさが違います。上の図、スケールが違います。

静止の場合は足底から重心点がはずれると転倒です。動いている場合は、多少はずれることがあるかもしれません。転倒しないよう、動作の勢いでコントロールされるとか。この辺は、まだよく分かりません。

とりあえず、大きさは変わるんだということが分かればいいと思います。静止状態と作るということは、「なるべく重心が動く範囲を狭くすること」だと言えそうです。

おまけ

両脚立ちで腰を回してみました。

上で紹介した両脚立ちで、適当に動いた時のものに似ています。(被験者は違いますが、どんなもんかの紹介なのであまり気にしないでください。)何となく分かりやすいですよね。

両脚で立つので足幅の分だけ、左右方向への移動幅が大きいです。あと、この場合、軌跡がきれいな楕円になっていません(少し傾いている)が、これは身体のどこかにちゃんと動作をしないところがあるということを表現していると思います。

施術で軌跡を綺麗な左右対称の楕円に近づけることは、施術目標としていいかも知れません。「もともと左右差なんてあるんだよ」というご意見もよく聞くし、その考え方はそれでいいと思います。

ただ個人的には、対象がアスリートであれば、身体の中に機能していない部分があるということは、それ自体が「パフォーマンスmaxの状態でない」ことを示すと認識しており、調整すべきだと考えています。

次回は、時間軸でグラフ化したものを紹介します。

この記事を書いている人

走尾 潤Body Tuning Labo K7"代表 / Body Tuner
もともとは、富士通系のコンピュータメーカーでハード設計を11年くらいした。
ある時、運動選手のケアがしたくなり、脱サラ、接骨院開業。本格的にケア事業をするために、現在の自費治療院を開設。
今では、世界に挑戦するジュニアテニス選手やプロ選手。3時間を切る、比較的早い市民マラソンランナー、ダンサーや俳優などのケアサポートを行う。