「声」が仕事道具な方には指先まで共鳴させる全身調整

ケーセブン、ボディチューナーの走尾潤です。

その昔、10年以上もコンピュータの設計をしていたのですが、ある時突然にスポーツ選手のケアをしたいと思い、方向変換しました。

最初は接骨院という形で選手たちのケアをしていました。ただ、健康保険制度の限界があり、途中で今の自費型治療院に移行しました。

コンピュータの仕事から離れて20年以上の年月が過ぎましたが、その間に施術技術は随分と進歩しまして、今では13年前の国体をサポートした時なんて下手くそだったなぁと思います。当時、今の技術があれば、優勝させられたんじゃないかなとか思うのは…、まぁ思い上がりかもしれませんね。

最近では、ホンのちょっとではありますが、俳優系の方々のケアをさせていただくようになってきました。また、そこつながりで「声」系の方々のケアも始まりそうな気配です。

俳優さんとか声優さん、歌手など芸をされるかたとスポーツ選手には、施術感に違いがあります。同じ人間で、身体の調整手順は全く同じですが、でもなにかしら違いを感じます。

多分それは、自分の身体に対する意識の向け方です。平均すると芸ものの方々のほうが身体に対する意識が高い感じです。アスリートの場合は、相手がいるのでそちらへの意識が高くなるのでしょう。芸ものの方々は直接的に自分の身体に向き合う必要がある、というのもあると思います。

さて「声」系の方々のケアが始まりそうな気配なので、その辺のことを書いてみます。

先日、体験のような形で声についてのワークショップを受けてみました。ワークに先立ち、まずストレッチをしたり、足のケアをするところから始まります。そして立つときのポジショニング。これらがしっかりしないと、ちゃんとした声がでないそうです。

ワークショップで声の出し方を練習して思ったのが、身体の使い方がアスリートと一緒です。だから、同じような感覚で調整ができるんじゃないかなと思っていました。

実際に、ボイストレーナーや声優さんの身体を調整をさせていただきました。アスリートの場合は身体の中での力の伝達を意識します。で、声の方は、身体の中で声(振動)がどう伝わっていくのかを意識します。これはどちらも調整という意味では同じ感じです。エネルギーの伝達というか。

声を出して身体中に響かせてもらうようにすると、最初はどこか途中で響きが鈍くなったり、少し遅れが出たり、スパッと身体中に響いていく感じは少し鈍いところがあります。そこで、鈍いところに対してチェックとシール貼りをしていきます。

最終的には、手の指先とか足のつま先まで響きが伝わるように調整をします。もちろん、こちらサイドの施術だけでそこまで行くわけではなくて、彼らの「身体の中で声を響かせる技術」があって、初めて身体中に声を響き渡らせることができるようになるわけです。

「声」の方々は、身体に対して非常にデリケートな感覚をお持ちで、少しいじるとすぐに変化に気づく感じ。なので、施術自体がとても面白いです。こちらの方面、今までほぼノーマークだったので、少しずつ仕事の幅を増やしていきたいと思っています。

この記事を書いている人

走尾 潤Body Tuning Labo K7"代表 / Body Tuner
もともとは、富士通系のコンピュータメーカーでハード設計を11年くらいした。
ある時、運動選手のケアがしたくなり、脱サラ、接骨院開業。本格的にケア事業をするために、現在の自費治療院を開設。
今では、世界に挑戦するジュニアテニス選手やプロ選手。3時間を切る、比較的早い市民マラソンランナー、ダンサーや俳優などのケアサポートを行う。