皮膚テーピングの講演を卒業校の研究会で聞いてきました。

日曜日に、昔卒業した接骨院の学校の研究会というのがあり、皮膚テーピングの講演があったので、参加してきました。

最近では、こういう勉強系の講演会には全然出ていなくて、ものすごく久し振りでした。加えて、卒業校に行くのも10年ぶり以上で、周りも学校の雰囲気も何となく変わっていてお上りさんのような感じになってしまいました。(渋谷の駅も再開発中だかで、なんか難しかったです)

さて、皮膚テーピングの話。

皮膚は身体全体を覆う、とても柔らかいもの。人が動くときには伸び縮みが起きています。これをずーっと研究されてきた福井先生という方がいらして、これを治療に有効活用できるようにしようという話です。

ご自身の身体、どこでもいいんですけど、例えば肘の曲げ伸ばしをすると、その周辺の皮膚は少し動きます。皴ができるところは、関節からどんどん離れていくように皮膚は動き、逆に皴が伸びていくようなところは遠くから関節に向かって皮膚は動きます。

ということがわかっていれば、曲がりにくいとか伸びすぎちゃうというところに対して、皮膚の動きを強調するようにテーピングをすれば可動域は広がります、という話。これを応用していくと、運動のパフォーマンスを上げたり姿勢を変化させることもできます。

たまたま、昼ご飯を食べて次の講義に向かうところで、学校の外でばったりとお会いできたので、いくつか質問を投げかけさせていただきました。道端で丁寧に答えていただいて、とてもありがたかったです。

福井先生は大学の先生でいらっしゃいますので、ひたすらこういったことを研究されています。ものすごい知見があるわけで、著書もいくつかあります。(僕も昔買って読んでいます)

本を見ながらだと、ちゃんとは伝わり切らないとは思いますが、普段テープを使い慣れている方だったらそれなりに有効活用できる知識だと思います。

この業界で「皮膚」に着目している先生はあまり多くありません。大抵の方は話をしていても、「筋肉」とか「骨」とかの話が多いです。最近では「筋膜」もでてきますが、なかなか「皮膚」はでてきません。なので、今までのやり方で限界を感じてきている方は、勉強してみる価値はあると思います。なにしろ、その場で変化する即効性があるので、お勧めです。

一応、「わずかな皮膚刺激のみで、自在に動ける”身体”をつくる。」とうたっているケーセブンも微妙に方向性は違いますが「皮膚」に注目しているので、とても有益な講演会でした。福井先生をはじめ関係者のみなさま、ありがとうございました。

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この記事を書いている人

走尾 潤Body Tuning Labo K7"代表 / Body Tuner
もともとは、富士通系のコンピュータメーカーでハード設計を11年くらいした。
ある時、運動選手のケアがしたくなり、脱サラ、接骨院開業。本格的にケア事業をするために、現在の自費治療院を開設。
今では、世界に挑戦するジュニアテニス選手やプロ選手。3時間を切る、比較的早い市民マラソンランナー、ダンサーや俳優などのケアサポートを行う。