自分の動きを知る

弟がいるのですが、
「マラソンに出るのだけど、テーピングの方法を教えて欲しい。」
と、言われました。
走ると、右膝が痛むのだそうです。
テーピングは、その時その時の状態を見て施すので、
こうすれば良いよっていうのは教えられません。
まっ、教えられるようならプロは要らないですね。
で、状態をチェックします。
「腕をしっかり振って、その場で足踏みをしてみて。」
すると、右脚全体の動きが良くありません。
膝に捻れが出るような歩き方になります。
また、拇指球に荷重されず、小指側に荷重点がありました。
「右脚駄目だね。」
すると
「駄目ってなんだよ~…」
と憤慨されてしまいました。
さて、そこでどう悪いのかを自覚をしてもらいます。
「目の前のふすま(目標になるなら何でもよい)を見て
足踏みをして。右脚を踏んだときに頭が右にぶれるから」
「あぁ~ホントだ。」
「あと、右脚の親指、浮いてる気がしない?」
「あぁ~、ホントだ。」
ということで、自分の身体の動きに気付いてもらいます。
そして、修正。
どんぴしゃに調整をすると、上の様な動きは消えるので、
本人も気付くことができます。
長距離系は、普段痛みが出ていなくても、こういったブレや
捻れがあると距離を走るうちに痛みを生みます。
また、このブレや痛みは、おかしな動きから出ます。
おかしな動きとは、ちゃんと機能していない筋肉の存在を
あらわしています。
ってことは、身体のパフォーマンスがちゃんと発揮されて
いないってことですね。
今、マラソンはブームのように沢山の人が参加します。
来年の東京シティマラソンは、5倍の応募があるそうです。
5人に一人しか参加できないんですね。
多分、沢山の選手達が痛みをうまくケアできず、ほったらかしで
走っています。
折角の走れる機会、自分のパフォーマンスを全部発揮できるように
コンディショニングをされて、いいタイムが出ることを
お祈りいたします。

この記事を書いている人

走尾 潤Body Tuning Labo K7"代表 / Body Tuner
もともとは、富士通系のコンピュータメーカーでハード設計を11年くらいした。
ある時、運動選手のケアがしたくなり、脱サラ、接骨院開業。本格的にケア事業をするために、現在の自費治療院を開設。
今では、世界に挑戦するジュニアテニス選手やプロ選手。3時間を切る、比較的早い市民マラソンランナー、ダンサーや俳優などのケアサポートを行う。