身体の動きの見方(自分の場合)

先日、キネシオテーピング協会の関東支部会に出席してきました。支部会でも臨床発表の時間がありますが、そこで「身体の動きの見方」の話をしました。時間も短かったので、やっていることを紹介しただけで核心まではたどり着けませんでした。

発表によって個人的には、収穫できたことが多かったです。

  • 人に話をすると自分の頭の中で話が整理されること
  • 「話す→コメントや質問」がまた気づきをもたらすこと
  • 他の方の話から、関連する気づきが起こること

などが学んだことです。それはともかく、発表の中身の人の身体の動きを見るときにどんなポイントを見ているかを紹介します。 

大まかにポイントは6ヶ所で、足踏みをしてもらった状態で確認をします。

  1. 頭の振れ
  2. 腕の振り
  3. 腰(hip)の振れ
  4. 膝の振れ(流れ)
  5. 内くるぶしの動き
  6. 足の裏の荷重位置

です。 

身体をみるときのチェックポイント

今現在では、これらのポイントの動きを見て違和感を感じた場合、関係しそうな筋肉をテストし、改善するようにキネシオテーピングをします。一連の手順はほぼプログラグ化され、単純作業に落とし込まれています。

少し細かく説明すると、

  1. 頭の振れ:頭が揺れます。その左右差や大きさを見ます。
  2. 腕の振り:左右差があることが多いです。(僧帽筋、膝窩筋)
  3. 腰の振れ:左右差を見ます。見慣れると、振れ具合の適正レベルが分かります。(股関節外旋筋、中殿筋、内腹斜筋)
  4. 膝の振れ(ずれ) :自分の中では一番大切です。支持脚に一番体重が掛かった瞬間に膝(お皿)が外側にずれるような動きが見えることがあります。身体に不具合のあることを表現しているいます。
  5. 内くるぶしの動き:動きが小さく見難いです。内側の土踏まずが体重が掛かるのと同時に潰れないかを見ます。(後脛骨筋、前脛骨筋)
  6. 足の裏の荷重位置:ここも大切なポイントです。外側荷重にはいいことがありません。(外側荷重はとても多い)

上に挙げたのは重要なポイントであって、実際には全身をまんべんなく見ています。難しい症状のときには、更に精度を上げる感じでみます。動き自体は問題ないように見えても、動きに重み感を感じることもあり、改善の糸口になります。

施術のやり方、見方はセラピストによって千差万別です。最終的には目の前にいる患者さんが良くなることが大切で、そのための一つの方法を紹介してみました。普段皆さんの身体をみているときには、こんなことが頭の中を駆け巡っています。

この記事を書いている人

走尾 潤Body Tuning Labo K7"代表 / Body Tuner
もともとは、富士通系のコンピュータメーカーでハード設計を11年くらいした。
ある時、運動選手のケアがしたくなり、脱サラ、接骨院開業。本格的にケア事業をするために、現在の自費治療院を開設。
今では、世界に挑戦するジュニアテニス選手やプロ選手。3時間を切る、比較的早い市民マラソンランナー、ダンサーや俳優などのケアサポートを行う。