フォームを作る2

前の記事で、

スポーツ障害の原因のほとんどはフォームの悪さであると言っても過言ではない。」

と書きました。そして、シリーズ物で身体の専門家からみたフォームの改善について書いてみたいと思います。今回は、「キネシオテープでフォームを変える」ことをみていきます。

今回はテニスプレーヤーが題材です。実は、テニスに限らずスイング系のスポーツには共通の話です。ここで言うスイング形というのは、テニス、バドミントン、卓球、ゴルフ、野球のバッターなどです。

このところ、ゴルフを中心にフォームの改善に取り組んでいますが、共通して気になる動きがありました。それは、腕(スイング)と身体(胴体)の動きに差があるのです。 どういうことかというと、「スイングに入るときに先に胴体が動き出して、後から腕がついてくる。」そんな感じなのです。

これがどうしてもパワーロスを生んでいるように見えて、非常にもったいない感じがしていました。ある本には、胴体(腰)の先行動作として有効という感じのことも書いてある場合があるのですが、目で見てパワーロスを感じるのです。

そこでゴルファーで色々テストをしていくと、やっぱりこの動きはロスを生んでいる感じです。消していくと、飛距離が伸びるんですね。沢山のプロゴルファーの動きをみても、世界的に活躍している選手ほど、この腕と身体の動きの差が少ないのです。

ということで、この腕と身体の時間差を消していく方向でフォームを改善していっています。そこで、今回はキネシオテープ一本で変化するところを お見せします。右利きの選手の左胸に一本のテープを貼ることによりフォームが変化します。(専門的には外腹斜筋上部線維) 実は、腕と身体の時間差は、左肩が早く開いてしまうことに よって起きていました。 そのため、この左肩が開いてしまわないようにキネシオテーピングをしていきます。では、映像をご覧下さい。 (だいぶ映像作成スキルが上がってきましたよ~)

なんとなくレベルかもしれませんが、身体が早く開いてしまうのがわかると思います。腕がほぼ同じタイミングで動いているのに、 胸が正面に向いてくるのがテーピング前の方が早いです。 更に、問題の動きではないのですが、身体全体的にテーピング後の方が安定しているというか、ブレがないというか、そんな感じがわかっていただけると思います。

前にも書きましたが、このテーピングはスイング系の選手には誰でにでも有効です。しかも大抵の選手はこの動きを持っています。 テーピングを出来る方は、是非試してみてください。 (貼り方はお問合せくださいね。) 次は、 「意識(アドバイス)でパワーラインを変え、フォームを変える」 という試みを紹介しようと思います。 その前に、パワーラインの話が一つ入るかもしれません。

☆☆☆ みなさまへのお願い ☆☆☆

この記事へのご意見、ご感想をお寄せください。 お返事はできないかもしれませんが、 必ず一つ一つ読ませていただきます。

ご意見、ご感想はこちら

この記事を書いている人

走尾 潤Body Tuning Labo K7"代表 / Body Tuner
もともとは、富士通系のコンピュータメーカーでハード設計を11年くらいした。
ある時、運動選手のケアがしたくなり、脱サラ、接骨院開業。本格的にケア事業をするために、現在の自費治療院を開設。
今では、世界に挑戦するジュニアテニス選手やプロ選手。3時間を切る、比較的早い市民マラソンランナー、ダンサーや俳優などのケアサポートを行う。