フォームを作る4

フォームを作るシリーズも後半です。 関連記事

ゴルファーのスイング(クラブなしの素振り)を題材に、どうしたら効率的なフォームを作れるかをみてきました。股関節の意識の持ち方によって、フォームが変わる。グリップの握り方によってフォームが変わる。そんな話です。で、今回は、グリップの握り方で、小指~薬指を多少強めに握るとフォームはどう変わるかと言う話です。

一般的に、クラブは小指で握れと言われます。それはどうしてでしょうか? 経験的にそれが一番いい成果を生むからと言うことに なると思います。そこで、今回は違いを実際に映像にしてみました。

理屈的なことを言えば、小指側を強く握ると、身体の前面にある腹筋群に力が入りやすくなるという、身体が本来持っていると思われる機能がしっかりと働くからです。

腹筋群がしっかりと働くと、右利きの場合の左肩が開きません。これが小指で握れと言うことの理屈だと思います。では、普通に素振りをしたときと、小指と薬指を意識して強く握って素振りをしたときの動きを見てみましょう。

まず、最初に誰でも気づくのが、クラブを振り上げる速度が全く変わってしまうと言うことです。これは、身体の力の伝達効率が上がると言ってもいいのではないでしょうか。(速度が上がること自体が、ゴルフ上いいのか悪いのかはここでは評価はしません。)

また、スイングに入ったときに、小指を強く握った方が、左肩の開きが少ないようです。これは理屈どおりです。骨盤を回旋させ、この力が抜けてしまうことなく、上半身を通り、クラブに伝わっていきます。なので、飛距離的には伸びてくると思います。

実際に、打ってもらうと、手首の返りが早くなり過ぎて、フックしたり打ちにくい面が出ているようです。身体のパワーの伝達効率は上がるようなので、この辺の細かい技の部分は今後詰めていかないといけないとは思います。

「小指側を握る」という理由は何となく分かっていただけると思います。

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この記事を書いている人

走尾 潤Body Tuning Labo K7"代表 / Body Tuner
もともとは、富士通系のコンピュータメーカーでハード設計を11年くらいした。
ある時、運動選手のケアがしたくなり、脱サラ、接骨院開業。本格的にケア事業をするために、現在の自費治療院を開設。
今では、世界に挑戦するジュニアテニス選手やプロ選手。3時間を切る、比較的早い市民マラソンランナー、ダンサーや俳優などのケアサポートを行う。