クロールでの腕の動きの異常1

ここ数年身体の調整をさせていただいているスイマーの方がいます。日本トップレベルということではなくて、30代になってから始めた方です。 なので、タイム的にも「すごい!」というものはないのですが、遅く始めた割にはどんどん向上しています。

最近の話題として「クロールで息継ぎをするときの水をかく手が下がってうまく水をつかめなくなる」というものがあります。 そこで、陸上ではありますが、水中で泳いでいるイメージで水をかいてもらいました。 すると、確かに手が下がるという動きが見えます(実際には見慣れないと分からない微妙なものです)。

動きが確認できたところで、テストをします。 テストは、力比べです。 力比べをして勝てればOK、負ければそこが悪いということで修正します。 ただ、教科書的な力比べでは対処しきれず、微妙に力の掛かる位置をずらしたり、角度を変えたりしながら行います。

すると、沢山のことが見えてきました(いつも、こういった選手たちに身体の動きを教わります)。例えば、「小さく前習い」をして、その状態で肘を後ろに引く動きをします。 この時に、手首を手のひら側に曲げておくと後ろに引く肘は少しだけ外側に出てきます。 逆に、手首を手の甲側に曲げておくと後ろに引く肘は少しだけ内側に入ってきます。

治療系の人達に言わせれば、そんなの当たり前なのかも知れません。でも、これがどう今回の件に関わるかを考えないといけません。 ちょっと長くなりますので、次の記事に続きます。

この記事を書いている人

走尾 潤Body Tuning Labo K7"代表 / Body Tuner
もともとは、富士通系のコンピュータメーカーでハード設計を11年くらいした。
ある時、運動選手のケアがしたくなり、脱サラ、接骨院開業。本格的にケア事業をするために、現在の自費治療院を開設。
今では、世界に挑戦するジュニアテニス選手やプロ選手。3時間を切る、比較的早い市民マラソンランナー、ダンサーや俳優などのケアサポートを行う。