馬術競技の場合2

前の記事の続きです。検索エンジンで飛び込んでいらした方は、そちらを先にご覧下さい。

さて、腹筋群を使わないといけない運動と、腹筋群を上手に使うための手の小指側をあまり使ってはいけないという動作矛盾を、実際にはどうしているのかをレベルの高い選手の映像を見て分析しました。

実際に乗馬の映像を見ると、やっぱり身体の前側(腹筋群)をしっかりと使っています。中には少し甘く後ろよりに身体を使う選手もいるようですが、馬が飛越し着地の瞬間に馬に衝撃を与えてしまうようです。身体でショックを吸収しきれないのでしょう。上手は人は腹筋群をしっかり使っていて、それでいて手は人差し指側でそーっと手綱を掴んでいるようです。

そこで気づいたのが、肘を外側に張ることです。これで、手の小指側を使わずとも、腹筋群をしっかりと使えるようになります。肘を外側に張るということは、掌を下側に向けるということにほぼ近いです。掌を下側に向けようとすると、大抵自然と肘が外側に張り出していきます。 逆に掌を上側に向ければ、肘は身体に寄ってきます。脇を締めるという形になります。

実際に、掌を上下して腹筋に力が入る入らないをテストしてみました。すると、想像していたとおり、掌を下側に向ければしっかりと力が入り、上側に向ければ力が入らなくなります。 つまり、乗馬の場合には、掌を下に向けて手綱を持つようにすると、手綱は緩く体はしっかりと馬を抑えるということができる様になりそうです。

あとは、実際に乗馬をされる方にいろいろ試していただいて結果を聞くしかないのですが、経験的には多分間違いありません。 このような話は、個人的な経験値から分かってきた話なので、人から習ったり本で読んだりすることは出来ないと思います。が、実際に見て、評価をしてきていることなので、実際にも動きが変わっていきます。

今回の馬術競技の話はまだ確認が取れていませんが、「人が動く」ということには変わりないので、大幅に違っていることはないと思います。こんな感じで、どんな競技でも身体の動きから見て最適化を行っています。なんとなくうまく運動できないという方は、是非ご相談下さい。 あなたに最適の動き方を一緒に追求して行けると思います。

この記事を書いている人

走尾 潤Body Tuning Labo K7"代表 / Body Tuner
もともとは、富士通系のコンピュータメーカーでハード設計を11年くらいした。
ある時、運動選手のケアがしたくなり、脱サラ、接骨院開業。本格的にケア事業をするために、現在の自費治療院を開設。
今では、世界に挑戦するジュニアテニス選手やプロ選手。3時間を切る、比較的早い市民マラソンランナー、ダンサーや俳優などのケアサポートを行う。