ヒトのカラダは合理的にできているはず2-1

『ヒトのカラダは合理的にできているはず』の膝下編その1です。

膝下、すねの部分に骨が二本入っていることはご存知でしょうか。何故かは説明できないのですが、二本入っています。太い骨と細い骨で、同じ太さではありません。

内側が太い骨(脛骨;けいこつ)で外側が細い骨(腓骨;ひこつ)です。この二本入っていることが合理的であるとすれば、内側の太い骨で体重を支えることが当然のことのはず。決して、外側の細い骨で支える必要はありません。(これは、高岡英夫さんの本で読んだことがあります。)

これは非常に大切なことで、これに関してのスポーツ障害はとても多い気がします。例えば、疲労骨折。 いろんなところに起きるですが、外側の骨に起こることもあります。 Wikipedia疲労骨折

体重を内側の骨で支えていれば起こりにくいはずですが、外側の骨で支えるような人もいて、その状態で運動を続けることが疲労骨折の原因と考えています。 内側の骨をまっすぐ下に見ていくと、足の内側に繋がります。と言うことは、ちゃんと内側の骨で体重を支えていれば、足でも内側に体重がかかるはず。つまり、歩いたり走ったりするときに足の外側に体重がかかっている感じがする方は、外側の骨で体重を支えている可能性があり、外側の骨の疲労骨折の可能性があるということです。実際に治療をしていても、下肢に何らかの問題のある方はほとんどが外側荷重です。

すね部分の骨

上の写真で、黄色い線が(多分)理想的な荷重の掛かり方で、ピンクの線が(多分)良くないけど、多くの人に見られる荷重の掛かり方です。 おばあちゃんたちの下肢が外側に丸く見えるのは、こういった荷重を長年続けて骨が変形をしているからでしょう。

ちょっと長くなりました。次回は、シンスプリントの話です。

この記事を書いている人

走尾 潤Body Tuning Labo K7"代表 / Body Tuner
もともとは、富士通系のコンピュータメーカーでハード設計を11年くらいした。
ある時、運動選手のケアがしたくなり、脱サラ、接骨院開業。本格的にケア事業をするために、現在の自費治療院を開設。
今では、世界に挑戦するジュニアテニス選手やプロ選手。3時間を切る、比較的早い市民マラソンランナー、ダンサーや俳優などのケアサポートを行う。