全身調整で寝込ませてしまった…

今回の記事は失敗談。

たまには、こういうこともあります。ただ、技術的には多分うまくいっていて、運用面でちょっと失敗をしたという感じです。

思い返してみれば、昔トレーナーをやっていた時に、現場で初めての選手に調整をした時にも試合終了後に同じことを言われたことがありました。が、それ程重要視していなくて、忘れ去っていました。

全身調整を受けた身体に起こったこと

お客様は70代の女性。普段から身体のあちこちはケアをさせて頂いていて、本気の全身調整をさせていただいたのは初めてでした。(実は義母です…)

で、全身調整後は「身体が軽い」ととっても喜んで頂けたのですが…、後日談でその日家に帰ったらとっても疲れて寝込んだ、ということなのです。

別に痛みが出て動けなくなってしまったということではなくて、疲れ過ぎ状態に陥ったということです。先に書いたトレーナー時代に起こったことも同じで、試合後に「今日はとっても身体が軽くて、ジャンプも高さが出ててよかったけど、一日が終わってみれば、身体の芯から疲れた感じだ」と言われたんですね。

一体何が起こったのか

あくまで推測の域を超えないのですが、多分

「身体が動きやすくなり過ぎて、普段使わないほど体力を使った」

のではないかと。全身調整を受けた大抵の方は、身体がとても軽く、たくさん動くようになったとおっしゃいます。それまで、身体のどこかにある痛みや動きの悪さのために、運動量はそこの部分の限界で抑えられているはずです。(ボトルネックがある)

それが、動きが良くなり制限となっていたものが解除されるので、普段使わない部分まで使ってしまうということなんでしょう。

だとすればどうしたらいいのか

基本的には、そうやって身体をどんどん動かしていけば、体力増進にもなって良いのですが、要は程度問題ということ。なので、初めての全身調整を受けた方、特に年輩の方や普段そこそこ動き回っている方には、

「動きすぎて疲れることがあるから程々にね」

ということをお伝えしておかなければいけないということです。考え方的には、意識的に施術品質を落として、身体がそんなに動かないようにしておくというのもありかとは思いますが、個人的には目一杯施術をしてしまう方だし、あえて手を抜くのはとても嫌なので、「情報をお伝えして、後は本人に任せる」という形でしか対応できないかなぁと。

日々、段々と施術精度は上がっているので、昨年よりは今年、先月よりは今月の方が動きやすくしているはずで、この辺のアフタケアも日々微調整していかなければいけないんだと教えて頂きました。

でも、体力に自信のあるアスリートの方は、是非目一杯動いてみてください。更なるレベルアップに挑めます。

この記事を書いている人

走尾 潤Body Tuning Labo K7"代表 / Body Tuner
もともとは、富士通系のコンピュータメーカーでハード設計を11年くらいした。
ある時、運動選手のケアがしたくなり、脱サラ、接骨院開業。本格的にケア事業をするために、現在の自費治療院を開設。
今では、世界に挑戦するジュニアテニス選手やプロ選手。3時間を切る、比較的早い市民マラソンランナー、ダンサーや俳優などのケアサポートを行う。