シンスプリントがなかなか治らない理由

最近シンスプリントのことを沢山書いている感じがします。 当院で割と、ホットな話題なので多いのだと思います。 なかなか治らないシンスプリント。 患者さんにその動きを撮らせてもらいました。 シンスプリントが疑われる患者さんすべてに足踏みをしていただいています。 よーく見ると、シンスプリントの患者さんには3つのパターンがあります。 そのうちのひとつで、最も多い動きです。 まずは、ちょっと見てみてください。

右と左で、何か違いは見えるでしょうか?

この脚は、特に見やすい例ではありません。 だから、訴えも時々痛くなるっていう感じです。 でも、しっかりとその動きは出ています。 多少目が慣れないと見えないかもしれません。

何がいけないのかというと、

「左足を着いて、最大荷重時に、左のお皿が外側にずれる」

という動きがあるのです。 すると、すねの骨がたわみます。 たわんでいる感じも、目が慣れると見えるようになります。 だから、このお皿が外側にずれてしまう動きを修正しないと、いくら休養を取らせて患部の治療をしても再発しやすいし、症状自体が治りにくいです。 それと、お皿が外側にずれるので、腸脛靭帯という脚の外側のすじが引っ張られ、腸脛靭帯炎という障害を併発する人もいます。

これを修正するのは…、来てもらわないとできないです。 (いろいろな部分の不具合が影響しています。)ちなみに、膝には一切手をつけません。 この動きは、身体全体の問題で起きています。 だから、それを修正する。 膝をぐるぐる巻きにするのは、パフォーマンスが低下するためやりません。

施術的には、

  • お皿が荷重時にずれないようにすること
  • 患部が修復するように、患部に物理療法を施すこと

の2本立てです。 どちらかだけでも、治りは悪いです。付け加えておくならば、お皿が外にずれてしまうというのは、身体のどこかがちゃんと働いていないということ。その人の身体が持っているパフォーマンスが100%発揮されていないということ。 アスリートにそれでいいのか? とても気になるところです。

この記事を書いている人

走尾 潤Body Tuning Labo K7"代表 / Body Tuner
もともとは、富士通系のコンピュータメーカーでハード設計を11年くらいした。
ある時、運動選手のケアがしたくなり、脱サラ、接骨院開業。本格的にケア事業をするために、現在の自費治療院を開設。
今では、世界に挑戦するジュニアテニス選手やプロ選手。3時間を切る、比較的早い市民マラソンランナー、ダンサーや俳優などのケアサポートを行う。

シンスプリントがなかなか治らない理由” に対して 3 件のコメントがあります

  1. おーす より:

    左足が右足に比べて少し過伸点ぎみかな?と思ったんですけど、この程度は過伸点とは言わないのかな?(^^ゞ
    その結果、膝が最後に外に「クイッ」と入るよう見えたんですけど。
    それと、左足首が内側に落ちるようにも見えるのは気のせいですか??(^^ゞ

  2. はしお より:

    おーすさん、すごいコメントをありがとうございます。
    うちのスタッフなんて…、右が悪いという意見の方が多かったです。
    左は過伸展って程ではないです。
    確かに、右よりは伸びきっちゃいますよね。それはそれで、改善の余地はあるとは思いますが、とりあえず、直接シンスプリントの動きとは違うかも。
    あと、足首は落ちていませんでしたよ。画像だとちょっと見難いですよね。
    そのうちはっきりと内側に落ちる患者の来院がありましたら、載せてみたいと思います。
    ご期待ください!

  3. おーす より:

    足首が内側に落ちる患者って、ボクですね(^^;

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