高校男子サッカー選手のシンスプリント

お待たせしました。
この春、高校に入学した高校生サッカー部員がシンスプリントだと
来院されました。
症状的には、確かにシンスプリント。
左のすねに痛みと膨らみがあります。
ここまでくると、結構痛いはず。
最初のうちは、ちょっと休めば痛みも消えていたそうですが、
最近ではずーっと痛い感じになってきたそうです。
そして、来院時に足踏みしてもらった映像がこれです。
(大変すみません、自分がかなり慣れてきているので、
映像自体が短かったです。瞬発力を発揮して見てください。)

さて、何が見えるでしょうか。
慣れてくると、一歩か二歩見ただけで、痛そうだなぁと分かります。


では、解説です。
最初の赤い楕円が患部です。数歩しかないので、後ろの方で見ていただいても、
何回か見ていただいてもいいと思います。
ポイントは左右を比べることです。
左の方が、少しだけ外側に傾き、すね自体が硬い感じがすると思います。
2番目の赤い円(チェックポイント)は内くるぶしです。
最初につま先が着地し、内くるぶしが付くときに内側にグニャって
くるぶしが落ちるような感じがするのが見えると思います。
3番目の赤い丸は膝の動きを見てください。
体重が一番掛かる最後の瞬間に、外側に5mm程度ずれるのが
はっきりと写っています。
この動きが、下肢に障害を持つ人の特徴的な動きです。
これがある人は、下肢にどこかしら痛みを持っています。
また、多分片側に出ます。そちらは障害のリスクが高いので、
この動きはとっておくべきだと思います。
(完全にとりきるのは難しいと思うけど。あと、膝にテーピングを
ぐるぐる巻きでとるのは…、コメントはやめておきましょう。)
4番目(最後)は腰の動きです。
左右を比べてみていただくと、違うのは明らかだと思います。
左の方が、荷重時に外側へのブレ幅が大きいです。
これは、重心も外側にずれていってしまうことを意味しています。
さて、修正後の映像です。まず、ご覧ください。

患部の動きが骨に沿ってと言うか、かなりまっすぐっぽくなったのは
お分かりになりますでしょうか。
あと、足首も非常に安定感が出ています。ぐらつき感がなくなっています。
膝は、まだちょっとだけ外側にずれていますが、最初の半分以下だと思います。
腰は、かなり左右差がなくなりました。
こんな感じで、最初に修正をしました。
患者さんに次の来院時に質問をしてみました。
「最初の痛みを10とすると、テーピングをしていくつだった?」
すると、だいたい「6」位だったそうです。
2回目の施術では、更に軽くなったということでした。
触った感じも、すねの骨のふくらみは半分くらいになっていました。
では、どんなことをやったかです。
答えは…、是非考えてコメントをお願いします。
あとで、メールでこっそりお教えします。
ヒント:
キネシオテープを3本だけ、使いました。
(どこに貼ったかが問題ですね。)

この記事を書いている人

走尾 潤Body Tuning Labo K7"代表 / Body Tuner
もともとは、富士通系のコンピュータメーカーでハード設計を11年くらいした。
ある時、運動選手のケアがしたくなり、脱サラ、接骨院開業。本格的にケア事業をするために、現在の自費治療院を開設。
今では、世界に挑戦するジュニアテニス選手やプロ選手。3時間を切る、比較的早い市民マラソンランナー、ダンサーや俳優などのケアサポートを行う。