キネシオテーピングの出来栄えは必ずしもきれいとは限らない

この週末は、普段からお世話になっているFテニスさんで強化選手たちのボディメンテナンスでした。

ボディメンテナンスでは、ほぼマグレインという金属粒を使いますが、選手や症状によっては、キネシオテープを使うこともあります。この記事では、キネシオテープを使った例を紹介します。

キネシオテーピング法の書籍やテキストでは、膝に痛みがある場合に大腿四頭筋と呼ばれる太ももにある大きな筋肉を狙ってテープを貼ります。しかし、今回は写真のようにテーピングをし、これは膝の痛みをとることが直接の目的ではありません。

目的はここではさておき、写真を見ていただくと「何となく下手くそじゃん…」と思われる方もいらっしゃると思います。何となく左右対称じゃないし、うねっているようにも見えるし、あまり上手には見えないですね。

まっ、実際、それ程上手じゃないかもしれませんが、見方をかえると少し違った見え方がすると思います。そこで、膝を曲げた状態、貼った状態での写真をお見せします。

このテープを貼る前にはしっかりとテストをし、ここに貼るというルートを精査して決めています。左右の太ももで、全く同じ状態ということはないので、その分少し左右で違うルートを通っています。

また、貼るときには皮膚を伸ばして貼るという原則のもと貼っていますので、その状態で見るとテープがほぼ真っすぐに貼られているのがわかると思います。個人的には誤差5mm以内で、目的の場所に貼り込めました。

ということで、キネシオテーピングにおいてテープを貼りあげた状態は、教科書にあるような左右均等の綺麗な状態では必ずしもないということです。それは、精度の高いテスト結果にもとづいていて、より効果を求めるためだということを知っておいて頂ければと思います。

テープを貼った後、貼る前と同じテストをもう一度して、思った効果が得られていることを確認しています。見た目はイマイチかもしれませんが、きっちりと仕事をしてもらっています。

この記事を書いている人

走尾 潤Body Tuning Labo K7"代表 / Body Tuner
もともとは、富士通系のコンピュータメーカーでハード設計を11年くらいした。
ある時、運動選手のケアがしたくなり、脱サラ、接骨院開業。本格的にケア事業をするために、現在の自費治療院を開設。
今では、世界に挑戦するジュニアテニス選手やプロ選手。3時間を切る、比較的早い市民マラソンランナー、ダンサーや俳優などのケアサポートを行う。