ジュニアアスリート必見!:強くなりたい選手へのアドバイス

ケーセブン代表の走尾潤です。普段は治療室で黙々と人の身体を良くしていく仕事をしています。が、たまには外に出て人に話をすることもしています。

スポーツをする人の身体のメンテナンスを本業にして、だいぶ20年以上の時間がたちました。その中で、特に競技スポーツに参加している大多数の選手はうまく・強くなりたいといいます。ただ、本当にそのための努力が実行できるのは、十人に一人もいないように思います。

強くなる可能性は人によって違います。この選手は可能性を感じるとか、逆にダメだろうなという感想はかなり瞬間的に持ちます。ただ、それは本人の努力次第でどうにもできるとも思っています。この記事では、どう考えていったらいいのか、僕が思っていることを紹介します。

サッカークラブでの講演

さて、ケーセブンの最近は、比較的近所のジュニア層で関東レベルのサッカークラブの選手たちにチラホラと使っていただけるようになってきています。そこから話が進み、この春新入団する4月から中学1年生のジュニアアスリートたちに、身体をメンテナンスする立場からの話をする機会をいただきました。

入団説明会で話したこと

最初に、将来プロを目指す選手はどのくらいいるのかと思って聞いてみると、ほぼ全員が手を上げていました。小学生のうちからプロを目指すなんて、すごいです。

が、しかし、プロになるってどういうことなのか、どのくらい大変なのかは、まるで想像できていないと思います。そういう僕も当事者ではないのですけど。

身体をメンテナンスする立場からの話的には、

練習だけを一生懸命やっても他の選手より強くはなれない。練習を効果的にするために身体のメンテナンスは必須だし、食事やその他強くなれそうなことを限りなく模索していく必要がある。

という感じの話です。実際に話をしたダイジェストを動画にしました。

レギュラーポジション獲得への挑戦

プロを目指す場合、プロの人数枠に入る必要があります。たとえば、サッカーの場合、11人でプレーしていますので、12番目になるとベンチに回ることになります。ベンチ入りが目標であれば、それも一つの選択です。しかし、実際にプレーして成功を収めたいのであれば、トップ11の中に入ることが求められます。

そのため、どれだけ力をつけようとも、周囲にもっと優れた選手が11人いる限り、レギュラーポジションにはつけないでしょう。

結局、「周囲と同じ練習を行う」か、「少し多めにトレーニングをする」というだけでは、目標達成には足りません。

強さと競争意識の重要性

現在の自分が他の選手に比べて強くならなければ、プロ選手になることも試合に勝つことも叶いません。

「競技スポーツ」とは、その名の通り「技を競う」ことです。競い合うことは、基本的に相手がいるということです。自分だけが一方的に向上しても強くなることはありません。相手より強くなることが肝心です。

そのため、競技スポーツにおいては、自分自身の成長だけでなく、相手よりも優れることに焦点を合わせるべきです。相手よりも強くなるための要素を見つけ、それを一つずつ克服していくことが重要です。練習量のみを重視している選手や指導者もいますが、それだけでは限界があります。あらゆる側面で努力することが求められます。

言葉だけ「強く」なること、「プロ」になること、「国際舞台で成功」することは容易ですが、実際にそれを実現するのは困難です。そのためには、他の選手よりも強くなるために努力する重要性を認識し、実践する必要があります。

身体のケアとして、マッサージや整体、スポーツ整体などを行うことも大切です。常にいい状態で練習に取り組めることがどれほど重要なことなのかを理解している人は多くはありません。

いろいろな手法があるので、最初に試してみて合わなければ、他の方法を模索してみることも大切です。

まとめ

強くなりたいと願う選手たちは数多く存在します。その願いは、高潔な志向であると言えるでしょう。しかし、単に志を持つだけではなく、それを実現するためには相当な努力が求められます。自分よりも優れた人々に対して、より深く考察し、努力しなければならないからです。

もちろん、すべての人に競技スポーツをやれというつもりもないし、頂点を目指せというつもりはないです。でも、だとしたら、あまり壮大なことはいわない方がいいのかな、って思います。なんか、無理している感じするんで。もっと気楽にやればいいのに、なのです。

やっぱりとにかく上を目指したい!そんな選手たちに身体のケアや食事のアドバイスに関してはケーセブンでもサポートいたします。将来活躍したいと思う方にはご利用いただけましたら嬉しいです。

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この記事を書いた人

Body Tuning Labo K7”代表の走尾(はしお)です。
人の身体、特に上昇志向の強いアスリートの動き具合を調整していくのが一番得意。
ほぼ100%の人が「自分の身体はちゃんと動いている」と思っているので、もっといい世界があることをお知らせしたい。
元コンピューターハードウェア設計エンジニア。たぶん、異色の転職組で人の身体への接し方が違います。それが結果の違いも生みます。

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