僕の仕事の昔と今「コンピュータと人間」

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つい先日、たまたま同じ日に別の方々と同じ話しをしたので、折角なので書いてみます。内容は、タイトルの通り「コンピュータと人間」です。

僕は、この仕事をする前には、コンピュータのハードウェアエンジニアでした。具体的には、コンピュータが他のコンピュータと通信をする部分の回路設計業務です。まっ、小さいコンピュータの設計ですね。それが今では、接骨院で毎日患者さんの治療をしているわけです。

「じゃ、今は昔と180度反対の仕事をしていますね」と別々の方に言われました。でも、僕の中ではコンピュータの設計業務と今の仕事は全く同じなのです。

どういうことかと言うと、コンピュータの設計すると、最初に試作機が出来上がってきます。この時点ではまだちゃんと動くかわかりません。 設計図をかいて、それを物にしただけです。もしかしたら設計ミスがあるかもしれないし、設計段階では分からない何かがあるかもしれません。実際、最初に電源を入れるときには、とても怖いのです。

「火を噴かないかどうか」

電源が入れば少しずつ思った通りに動作しているか確認していきます。ほんのちょっとずつ。そうやって設計したものをちゃんと動くようにしていくのです。

それでも、製品になった後にも時々トラブルが発生します。 このトラブルの原因を調査することを「障害調査」と言います。 試作の段階であろうが、製品になった後であろうが、何かしら問題が発生してトラブルが起きる。そして障害調査をしてより完璧なものを目指していく。 これが設計者の仕事の軸となるものです。

さて、今はどうか。お客様が来店されます。 そして、

  • あそこが痛い
  • ここが痛い
  • こういう風に動かない
  • 力が入らない

等など訴えてくるわけです。

ここまで書いてもしかしたらお気づきのあなた、そう、毎日人間の身体相手の障害調査をしているわけです。

評価、測定器=各種テスト 設計図=解剖学の教科書 動き具合=運動学の教科書 身体の反応=生理学の教科書 などなど、実は全く同じなのです。そして、重要なのは、コンピュータ業界での障害調査で培われた障害を追跡する手順。原因の「切り分け」を進め、テストをしていく。 こういった手順が今非常に役立っています。

この考え方は、元々この業界にいらっしゃる方々とはちょっと違うかもしれません。ということで、実は大学を卒業してからず~っと障害調査をしているということで、いつでも同じ仕事をしていると言うことなのです。

この記事を書いている人

走尾 潤Body Tuning Labo K7"代表 / Body Tuner
K7“代表の走尾(はしお)です。
工学部を出て、富士通系コンピュータメーカーで回路設計を11年以上経験してから人の身体の業界に入ってきました。
今の仕事も四捨五入して20年に入ってきて、かなりレベルが高くなってきています。
コンピュータ業界で培った考え方、アルゴリズムを人の身体を良くする手法に取り入れ、大きな成果を上げています。また、常に手法の修正を行っており、進化する施術を提供しています。
お客さまにはアスリート、ダンサー、職人さん、芸術系の方が多いです。
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