定期的なボディメンテナンス(全身調整)の意義

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先日ボディメンテナンス(全身調整)を受けていただいた方が、ご自身のブログで「ボディメンテナンスは定期的に受けた方がいいようだ」と紹介してくださいました。そこで、定期的なボディメンテナンスの意義、僕の考えるところをお知らせしたいと思います。

全身調整での脚の調整

K7″の意味

まず、うちのK7″という屋号の意味についてです。
K7″ではフルマラソンを3時間弱で走る市民ランナーの方々が多くいます。その方々に言われるのが、「全身調整をするとしないよりも予定タイムより5分位速くなる感じ」です。フルマラソン約42Kmで5分ですから、1Kmあたり7秒の時間短縮です。

これが、K7″と屋号をつけた意味。本当にいつもこれだけ短縮できるわけではないので、実際には7秒/Km短縮は目標値です。この7秒/Kmをパーセンテージで表すと約3%の能力向上です。

さて、定期的なボディメンテナンスを受けていただいている方々の感想が、1年を通して大きなトラブルを起こさなくなったということ。単純にいいですね。トラブルが起きないということは、痛みがあまりないということです。そして、それだけ練習も詰めるということ。しかも、約3%の能力向上分があり、練習効率も上がるということ。

能力向上分としては3%。たったの3%?

例えば試合で格下の選手相手で差がもっとあれば、この3%に頼る必要はありません。逆に相手が3%以上強ければ、いくらボディメンテナンスをしても太刀打ちできません。ということは、痛みが気になる時とか、相手とほぼ同レベルで少しでもパフォーマンスがほしいとか、タイム競技で自己新記録を狙うとか、そういう時だけボディメンテナンスを受ければいいのでしょうか。

僕はそれは違うと思います。特に、今後強くなっていって、プロになりたいとか世界に出たい選手であれば、絶対に違うと思っています。

長期的視点が必要

定期的なボディメンテナンスの意義は、そんな目の前にはありません。3年後、5年後、10年後の自分に勝負をかけたい人にこそ意義があります。

ひと月ごとのメンテナンスで少し辛めにみて2%の練習効率の向上があるとします。その効率向上分は毎月メンテナンスをすれば複利で効いてきます。つまり、毎月2%の向上分12ヶ月で1.27倍の効率になります。さらに、5年間(60ヶ月)で3.28倍の効率となります。

この差は、今すぐでは体感できないと思いますが、3年後にはとても大きな差になることを意味します。実際に、1年以上定期的にメンテナンスをさせていただいている選手たちの中に、想定よりも速いスピードで成長している選手たちがいます。1年で。10年後には…、何もしないよりも10倍以上の効率向上です。

全部が全部そうなるよとは言えませんが、全くの絵空事でもありません。こう考えていただくと、ボディメンテナンスはその月を無事に過ごすためだけのものではないことがわかると思います。

相手との差が大きいから、痛みがないから、という理由でメンテナンスをしなくていいだろうというのは、将来強くなろうと思うのなら残念な考え方です。定期的なボディメンテナンスは将来飛躍するための投資のようなものなのです。

東京オリンピックまでは、あと4年。そこに挑戦したい方は、定期的なボディメンテナンスをおすすめします。ただ、そういう選手は、きっとすでにしていますね…。

この記事を書いている人

走尾 潤Body Tuning Labo K7"代表 / Body Tuner

もともとは、富士通系のコンピュータメーカーでハード設計を11年くらいした。
ある時、運動選手のケアがしたくなり、脱サラ、接骨院開業。本格的にケア事業をするために、現在の自費治療院を開設。
今では、世界に挑戦するジュニアテニス選手やプロ選手。3時間を切る、比較的早い市民マラソンランナー、ダンサーや俳優などのケアサポートを行う。

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