テーピングは直接肌に貼るもの。そのため、効くとか効かないとかを考える以前にかゆみやかぶれを考えないといけないです。
基本的に、かゆみがかぶれが出る人は残念ながらキネシオテープを使うことができません。どうしても肌の弱い方っていらっしゃいます。
ただ、かゆびやかぶれが肌の弱さではなく、「貼り方」や「テープのブランド」による場合があることも知っておいて欲しいです。正しい貼り方をすること、かゆくなりにくいテープを使うことで防げることも多いです。
かゆくなりにくいテープを使って正しく貼ったのにすぐにかゆみが出てかぶれてしまう方は、残念ながら日常的に使うことは難しいです。無理には使わない方がいいです。
「軽くかゆみが出る」くらいの方は状況に応じて使われるといいと思います。大事な試合の前だけ貼るとか、どうしても痛みがあって貼れば楽になるような場合などは、ある程度時間制限をする感じで使われるといいと思います。
いずれにしても、無理をして使うことは避けることが大切です。皮膚はとても重要な臓器。ここを傷つけないようにしたいものです。もし、テーピングの効果が良くても、あまりにも肌を傷つけるようでしたら使わないことも大切な選択です。
貼り方に問題がある場合
キネシオテープは貼り方ひとつで、その効果はかなり変わります。さらにいえば、かゆみの出やすさも変わります。
キネシオテープを独自のやり方や本を読んだだけで貼る方の多くは、間違った貼り方をしています。特に、貼るときの引っ張り具合。
ここについては、このサイトの中の基本の貼り方を紹介しているページをご覧いただくのが手っ取り早いです。
使っているテープに問題がある場合
今の時代、たくさんのキネシオテープ(キネシオロジーテープ)が売られています。
全部を使ったことはないし、というか、少しの種類しか使ったことがないです。ただ、その中でも効きもかゆくなりやすさも様々あることは確認しています。
高いテープならいいかといわれるとそうでもない場合があります。安いテープでも効くしかゆくならないというのはあります。
ただ、メーカーの都合でいつの間にか仕様が変わって、気がついたら効かないテープになっていたり、かゆくなりやすいテープになっていたりします。
なので、僕がおすすめしたいのはニトムズのキネロジEXです。これ一択。
もちろん、この他にも優れたテープはあると思います。が、この会社自体がもともとキネシオテープを開発した会社で、キネシオテープメーカーとして一番の歴史があることが一つ目のおすすめの理由。また国内メーカーで製品自体がOEMの供給側になっている、それだけ多くのテープを製造していることが二つ目のおすすめの理由です。
僕自身もこのテープを使っています。実際にかなりいいです。特に現行モデルのキネロジEXは前バージョンよりもかなりいいです。
まとめ
皮膚が弱い方の場合、キネシオテープに限らず「貼りもの」の利用はきついと思います。残念ながら他の方法で身体のケアを考えた方がいいです。
でも、上にも書いたように、間違った貼り方をしている人は多いので、まずはちゃんと効かせる、そしてかゆくなりにくい方法を学び直すことは大切です。
あとはテープ。「薬局で安かったから買った…」というのを否定するつもりはないのですが、そのテープが効くのか、かゆみを作りにくいのかの評価をする必要はあると思います。
まずは、こちらのサイトでお勧めしているキネロジEXを一度使ってみてもらい、かゆくなりにくければ残念ながら今までのテープはあきらめてもらった方がいいです。
と、こんな感じで、キネシオテーピングの可能性を広げていただければ嬉しいです。