キネシオテープの有効期間(貼っておける期間)は、だいたい2~3日です。そのため、貼ってから剥がすまでにお風呂に入るタイミングがあると思います。

お風呂に入る前の準備
特に準備は必要ありません。キネシオテープは基本的に濡れることには強いテープなので、貼ったままお風呂に入ります。ビニール袋でくるんだりする必要はありません。そこは、一般的な固定用のコットンテープ(ホワイトテープ)とは違うところです。
お風呂での注意事項
基本的にはそのまま入ってしまうものなので、貼ってあるところをゴシゴシ強く洗えば剥がれます。テープを貼ってある周辺は、手でそーっと洗うようにしてください。
それでも、どうしても剥がれてしまう場合もあります。残念ながら、剥がれてしまえばそれで終わりです。特に三日間持たせようとすればお風呂二日目があることになるので、そこはきついかもしれません。
また、「どうしてもテープが濡れてしまうのが気持ち悪くていやだ!」という方もいらっしゃいます。そういった場合には、お風呂に入る前にはがして、翌日また貼り換えるという手もあります。手間とコストは掛かりますが、テープもフレッシュなので、効果的ではあります。
お風呂から出た後のケア
お風呂から出ると、テープは濡れている状態です。冬場など寒い時期には冷たくなります。
濡れているテープを早く乾かすことが大切で、寒い時期ではドライヤーを使うのがひとつの方法です。
また、乾いたタオルをテープの上にのせるようにし多少押さえると、水分を吸い取ってくれ、早く乾きやすいです。まずは軽くタオルで吸い取っておいて、そのあとドライヤーを使うのがおすすめです。
ただ時間が経てば、どうしても剥がれやすくなります。剥がれてきたら残念ながらテープは終わりです。そーっと剥がしてください。
温泉について
温泉の成分によっては糊を溶かしてしまうのか、剥がれてしまうところもあります。どうしても継続して貼っておきたい場合には、温泉に行った場合でも水道水を沸かしたお風呂に入ってください。
お客様が旅行で温泉に行って入湯したところ、「普段よりも簡単に取れちゃった…」と話してくれたことがあります。温泉の成分にもよりそうですが、テープに使われている糊との相性が悪い場合があるようです。
大きなスポーツ大会に帯同したときには、温泉でも全然問題がなかったので、相性の良し悪しはその場で実際には行ってみるまではわかりません。なので、まずは入って試すか、もしくは入る前にはがしておいて、翌日貼り直すかになると思います。

