マインドフルネスを施術に取り入れる

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最近はやりのマインドフルネス。東洋発祥の「瞑想」を西洋が科学で再構築したものです。

最近、このマインドフルネスに関する本を読みました。本筋とは外れるのかもしれませんが、これを日々の治療に取り入れると、大きな効果が出るんじゃないかと思い、今いろいろとテスト中です。

マインドフルネスを治療に取り入れるときの特徴は、

  • 大抵の身体故障なら実践可能
  • 家でもセルフケアとしてやってもらえる
  • 広い場所は要らない(どこでもできる)
  • いつでもできる
  • 誰でもできる
  • 体力不要

な辺りです。

なぜマインドフルネスを治療に取り入れようと思ったのか

K7″の施術は決して万人向けではありません。

というのも、身体の状態を深く把握するため、身体中に対して力比べ的なテストをしていきます。ただベッドに横たわっているだけではできない施術なので、きちっとお付き合いいただくことが必要です。

ところが、なかには集中力が欠如しているというか、力比べテストをしようと思っても気持ちがどこかに飛んで行ってしまって、テストができないという方がいます。

逆に、こちらからテストのお願いをすると、緊張し力が入りまくってテストの姿勢をとることが難しい方もいらっしゃいます。

このような気持ちがどこかに飛んでいくとか、緊張して力むというのは、経験上自分の身体を正確に認知できていないことが原因のように感じています。

そこで、身体に意識を向けるトレーニングとしてのマインドフルネスが有効なのではないかと考えました。

いくつかの身体に意識を向けさせるワークをテスト中

マインドフルネスの専門家ではないのですが、K7”の施術に合わせた独自ワークを考え、実際に使い、評価をしているところです。

お客さまごとにどのくらい自身の身体に意識が行くのかをテストします。

認知力テスト1

「15秒間、目をつぶって呼吸に意識を集中してください。そして、身体で起こっていると感じたことを10個上げてください。」
→今のところ、回答例を挙げないでやってもらっていて、2~3個のことが多いです。どれだけ感じ取れないかを知っていただくことが目的です。テスト時間については、試行錯誤中です。

認知力テスト2

「両脚の幅を狭くして立ち、目をつぶって自分の身体を良く感じ取ってください。前後左右にゆらゆら揺れているのを感じられますか?」
→普段の生活の中では、まず自分がゆらゆら揺れていることに気づくことはありません。意識をすればたいていは気が付くのですが、その方ごとに気づくかどうかを評価します。

これで身体に何かしらの変化はあるのか

認知テストといっても身体に意識を向けることには違いなく、これだけで身体が変わっていく可能性があります。それを確認するためのビフォア/アフターのテストをします。(テストだらけですね)

認知力のテストの前に、反射テストというのを行っています。普通に立った状態で、身体を正面から軽く押してみます。たいていは抵抗できないし、できる場合にはできない場所を探します。

認知テスト後、同じテストを繰り返し、押すことに対してきちっと抵抗できるようになっていることを確認します。今のところ、しっかりと身体が変化しているということが確認できています。

まとめ

身体の良くするという仕事を続けてきて、だいぶレベル高く変化をさせられるようになってきました。

すると、一つの壁に当たりました。お客さまの身体について確認したいことをテストで確認していくわけですが、まずこのテスト自体がやりにくい方が多いのです。真剣に取り組んでもらえないような感じだったり、とにかく力んでしまってこちらの指示通りに身体をコントロールできなかったり。理由を考えると、先に書いたように自分の身体のことを自分が認知できていないんじゃないかというところに落ち着きかけています。

そのため、まずは自分自身の身体のことをもっと認知できるようにする。すると、施術による身体の変化もわかりやすいし、状態による自己管理ももっと正確にできるようになると考えています。

最終的には、その方が身体に対する不安をなくすことが大切で、そのために施術といってひたすらマッサージしたりストレッチしたりということではなく、まずは施術の準備をしなきゃだめだねということです。

まだまだ始めたばかりというか始める前段階ではありますが、少しずつレベルアップしていきたいと思います。場合によっては、「自分の身体をもっと認知するワークショップ」というのが一つの解になるかもしれないです。

この記事を書いている人

走尾 潤Body Tuning Labo K7"代表 / Body Tuner

もともとは、富士通系のコンピュータメーカーでハード設計を11年くらいした。
ある時、運動選手のケアがしたくなり、脱サラ、接骨院開業。本格的にケア事業をするために、現在の自費治療院を開設。
今では、世界に挑戦するジュニアテニス選手やプロ選手。3時間を切る、比較的早い市民マラソンランナー、ダンサーや俳優などのケアサポートを行う。

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