木を見て森を見ない、そんな治療も多くみられます。

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「小事にとらわれて大事を見失うたとえ」だそうです。

先日、あるスポーツを部活でやっている高校2年生が来院されました(結構強いチームらしいです)。 「中学生のときに痛めた膝がなかなか治らない。歩くのも痛いし、部活が出来ないなら学校も辞める。」と言うほど、彼にとっては深刻な問題だったんだと思います。学校も特待で入ったそうで、プレッシャーも大きいのでしょう。

膝を見ると、確かに結構腫れていました。問診で話を聞くと、その競技種目では有名なトレーナーさんがやっている接骨院に通っているそうです。また、その接骨院から部活にトレーナーさん(スタッフ?)も来ているとのこと。げっ、ほったらかし過ぎでしょ…。参考までに接骨院での施術内容を聞くと、患部の膝に電気を当ててマッサージをしてストレッチをして…、良くも悪くもまぁ一般的な施術です。

そこで、一応膝の障害ではありますが、身体全体の動きを見てみると…、出てきました問題点。うちでの経験的には、よくあるそんなに難しくないパターン。膝にはまったく触れず、他の場所にテーピングを2本だけしたところ、ほとんど痛みもなくなって、次の日には腫れもかなり引いていました。 (来るときには歩くのも辛そうにしていたのに、帰ってから走ったとか。)

結果的には身体の全体の動きに問題があって、膝に負担が掛かりすぎて痛みを出していました。この場合、膝に施術をしても変化は出にくいし、暫く休んで痛みが治まっても、また運動を始めれば痛みがでます。 こういうのが「木を見て森を見ない」っていうことです。これが一般的といえば一般的なんですが…。

患者さんのことを考えても、経営のことを考えても、いろいろ考えてしまいます。

この記事を書いている人

走尾 潤Body Tuning Labo K7"代表 / Body Tuner

もともとは、富士通系のコンピュータメーカーでハード設計を11年くらいした。

ある時、運動選手のケアがしたくなり、脱サラ、接骨院開業。本格的にケア事業をするために、現在の自費治療院を開設。

今では、世界に挑戦するジュニアテニス選手やプロ選手。3時間を切る、比較的早い市民マラソンランナー、ダンサーや俳優などのケアサポートを行う。


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