オスグット・シュラッターという小学生に多い膝下の痛みについて

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膝のちょっと下がボコっと出っ張って、正座すると当たって痛かったり、普段歩いていても痛いという患者さんが時々います。

よく「オスグッド」と呼ばれていて、小学生の高学年、特に男子で起こることが多いです。

成長期に起こりやすく、筋肉の発達と骨の発達に差があることが原因といわれています。背が伸びる時期って骨が伸びていく時期なわけで、骨が柔らかいんですね。その時期に少し早く発達した筋肉が強い筋力で柔らかい骨を引っ張り、引かれた骨の部分が段々と盛り上がってしまうということです。

症状(痛み)が出るのは身長が伸びる時期。これを「瞬時に治します」なんてことは全然言えないのですが、痛みを緩和、コントロールすることはそれなりに可能です。

教科書的には「太ももの前の筋肉をストレッチする」というのが治療/ケアのやり方の標準になっています。骨を引っ張ってしまう筋力をコントロールしようという発想です。
(※K7”では、テーピング系の方法で筋力バランスコントロールしていきます。)

それはそれでいいのですが、面白いことによ~く身体の動きを見ていると、肩の動きと連動して痛みが出ている人がいることに気づきます。

オスグッドの痛みがあり、さらに肩の動きが悪くなっている人の肩の動きを修正すると、不思議とその場でオスグッドの痛みが消えます。連動しているのだから、当たり前といえば当たり前なのですが、そこを確認することは当たり前になっていません。

もし、オスグッドの痛みがなかなか取れなくて、それでいてストレッチをもっとやれと言われている方がいらっしゃいましたら、肩の動きも是非みてもらってください。
うまくいったら、かなり劇的な効果です。

オスグット・シュラッターは成長にともなって起こる症状なので、問題なくなるまでに時間の掛かる症状です。とはいえ、ある程度はコントロールできるので、上手に付き合ってください。そのためのサポートを治療院にお願いするというスタンスがいいと思います。

この記事を書いている人

走尾 潤Body Tuning Labo K7"代表 / Body Tuner

もともとは、富士通系のコンピュータメーカーでハード設計を11年くらいした。
ある時、運動選手のケアがしたくなり、脱サラ、接骨院開業。本格的にケア事業をするために、現在の自費治療院を開設。
今では、世界に挑戦するジュニアテニス選手やプロ選手。3時間を切る、比較的早い市民マラソンランナー、ダンサーや俳優などのケアサポートを行う。

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