身体のねじれはどうして起きるのかを考えると、治療のヒントが見えてくる。

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先日のキネシオテーピング協会関東支部会でなにか話をしてくれないかと頼まれました。そこで、「動きの改善」の話をさせていただきました。この記事では、その話の中、自分自身で「はっ!」と気づいたことを紹介します。(この記事は、あまり一般向けではないかもです。)

最初に支部会参加者に向けて動きを改善する話をし、次に実際に見てもらおうとモデル役の方に足踏みをしていただきました。 そこで参加者に 「どんな動きが見えますか?」とたずねました。

色々な意見があったのですが、「上体が捻れている」というものがありました。 あと、帰りに何人かの先生と話しをしていたら、やっぱり 「捻れ」の話しをされた方がいて、内心 「やべぇ~、捻れなんて考えていないや」と思ったのです。

ところが、昔うちの勉強会に来てくださった方から、「昔勉強会でやった、目をつぶって足踏みすると回転しちゃう話面白かったですよね~」と言われ、思い出しました。昔は、「捻れ」を気にしていたのです。 今現在の手法では「捻れ」を気にしなくても、 結果的に取れてしまうので、いつの間にか気にしなくなって忘れ去られていました。

そこで、昔考えていたことを思い出し、今やっていることと改めてリンクさせて考えると…、 自分自身で「なるほど」と思うことがありました。

ちょっとやっていただくと分かるのですが、 左脚に重心を移すと、多くの方は左肩が前に出ます。 逆に右脚に重心を移すと、多くの方は右肩が前に出ます。 重心を移すというよりも、「腰を外に押し出すと」と言った方が正確かもしれません。

重心のズレと身体のねじれ

これからわかることは、重心がどちらかにずれてしまうと、上体は捻れます。で、やっぱりこの前の支部会である先生が話していた、 「伸ばされている方は弱くなる」とあわせて考えると、修正をするのはとっても簡単ですね。とりあえず、今考えている答えだけ書くと… 例えば左に腰がずれる人には、  

  • 左季肋熊手テープ(出来れば背中まで)  
  • 右外腹斜筋上部線維テープ  
  • 左内腹斜筋テープ

で、ほぼ身体の捻れと、重心のずれは戻るはずです。(あと股関節のチェックは必要です)

もちろん、人間、人それぞれなので、絶対ではありません。 が、身体の構造がそれ程変わらないので、このパターンはかなり有効です。 あと、一般の方には理論や難しい話は分からないので、この3本だけを丸暗記のように教えてあげても、 痛いところに貼るだけよりは、はるかに効果がでます。 あとは、「この重心のずれの原因は何?」というところを詰めていく必要がありますね。

【おまけ】 例えば、左に重心がずれ、上体が右肩が後ろ側に捻れると、 極端にやると分かりますが、 右の外側広筋が引っ張られ、左の内側広筋も引っ張られます。 と、考えると腰が左に流れる人の右の外側広筋と左の内側広筋のテストをすると…。 是非、お試しください。

この記事を書いている人

走尾 潤Body Tuning Labo K7"代表 / Body Tuner

もともとは、富士通系のコンピュータメーカーでハード設計を11年くらいした。

ある時、運動選手のケアがしたくなり、脱サラ、接骨院開業。本格的にケア事業をするために、現在の自費治療院を開設。

今では、世界に挑戦するジュニアテニス選手やプロ選手。3時間を切る、比較的早い市民マラソンランナー、ダンサーや俳優などのケアサポートを行う。


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