視点を変えると世界が変わる。カロリー→糖質 / 痛み→動き

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「視点を変えると世界が変わる」そんな話を書いてみたいと思います。

糖質制限ダイエット

最近「糖質制限」というダイエット法が目につくようになってきました。炭水化物を食べなければ肉などを好きなだけ食べてよいというダイエット法です。

これは太る要因が「口にしたカロリー」から「糖質(自体)」に視点が変わって出てきた考え方です。

人の身体が動くためのエネルギー源には糖質と脂質があります(油か糖)。昔から30分以上運動有酸素運動をすると脂肪が燃え出すとかいわれますが、これが糖質と脂質がエネルギーとして使われることを示しています。

さて、この糖質制限ダイエット法は、エネルギー源になる糖質を制限するというものです。原理が少しでもわかっていれば、糖質を制限して減るエネルギー分だけ脂質を摂らないといけないことに気づきます。簡単な計算ですよね。

よくいわれる、「糖質を制限すれば他のものは好きなだけ食べていい」というのは、正確には「糖質を制限したら、その分脂質を摂らなきゃいけない」です。今までの「口にしたカロリー視点」で考えたら、脂質を摂らなきゃいけないってあり得ないですね。

大元の原理として「糖質は摂りすぎると脂肪に変わるが、脂質は変わりにくい」というものを使うので、「口に物を入れなきゃ体重が減る」というカロリー視点から「糖質を摂らなければ体重は増えない」という視点に変わったということです。

治療において視点を変える

身体を良くするということでも視点を変えると世界が変わります。

今現在多くの肉体系の治療は「痛み」視点で進んでいきます。つまり痛みを取るのが主目的になっています。そのため、治療といえば痛み止めを使ったり、その場限り楽になるマッサージが主体になります。痛みを出している原因視点ではないということ。

K7”では、治療の視点を「痛み」ではなく「動き」においています。どういうことかというと、人は常に動いており、その動きが適切なものかを見ていくということ。痛いかどうかではなくて、ちゃんと動いているかどうかを見ています。

原理的なことをいえば、適切な動きをすれば身体の各関節や筋肉にかかる負担が少なくなり痛みはでにくいということ。逆に適切でない動きをすれば身体の各関節や筋肉にかかる負担が増え、そこがトラブルを起こし痛みにつながります。

例えば、重心が右に偏っていれば、右側ばかり体重を受け、右側ばかり負担が増え、右側ばかり壊れ、右側ばかり痛みが出るということです。

そのため「動き」に注目をすると、これから壊れそうとかすでに壊れてしまった人を改善させるヒントが詰まっていることがわかります。

動きを見ていくと気づきますが、痛みというのは結構いい加減です。人によって感じたり感じなかったり、気分によって痛み具合が変わったりします。場合によっては怪我をした初期の痛みの記憶が残り、その恐怖心で痛みが残ることもあります 。

こういった不安定な要素を指標に治療を勧めるのは、分かりやすいかもしれませんが不安定な結果しか生まないと考えます。

動きは、誰しもほぼ無意識に行っています。例えば歩く時に手の筋肉と反対側の足の筋肉を同時に動かそうとか考えながら歩いている人はまずいません。また、例えばご飯を食べる時に箸を使いますが、どの指の筋肉をどう動かすとかそんなことを考えている人はいません。

つまり「動き」には、純粋に身体の状態を表現する特性があります。この動きというものを指標に治療を進めていけばより安定性が高くより効果のあるものが提供できると考えています。

勉強会もやっています

このように(肉体的な)身体をよくしていくことにおいても、視点を「痛み」から「動き」に変えると世界が変わってきます。どちらが良い悪いということではないのですが世界は広がります。このK7”の動きの見方をプロの治療家向けにお伝えする時間を取っています。こういった考えが広まり、多くの患者さんやスポーツをする人もパフォーマンスに貢献できたらいいなと思っています。

ということで動きの見方と修正法の勉強会がありますので興味のある方は是非ご参加ください。一度聞いて簡単にできるようになってしまうものではありませんが、他の治療院さんに比べて幅広い治療ができるようになるの大きなメリットだと思います。

この記事を書いている人

走尾 潤Body Tuning Labo K7"代表 / Body Tuner
K7“代表の走尾(はしお)です。
工学部を出て、富士通系コンピュータメーカーで回路設計を11年以上経験してから人の身体の業界に入ってきました。
今の仕事も四捨五入して20年に入ってきて、かなりレベルが高くなってきています。
コンピュータ業界で培った考え方、アルゴリズムを人の身体を良くする手法に取り入れ、大きな成果を上げています。また、常に手法の修正を行っており、進化する施術を提供しています。
お客さまにはアスリート、ダンサー、職人さん、芸術系の方が多いです。
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