膝の裏が痛い(サッカー少年編)

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明日、クラブチームのセレクションなんですけど、 何とかなりませんか…

ある、小学生サッカー少年がお母さんに連れられてきました。練習後、膝の裏が痛くて足を引きずっていたそうで、何とかならないかと。

膝の痛みの中でも裏の痛みは割と多いもので、小学生に限らず多くの人が困っています。膝の裏はお尻からくる筋肉と踵からくる筋肉が交差していて、さらに関節部なのでストレスがかかりやすいところです。

治療的にも膝より上の筋肉が悪さする場合もあるし、膝より下の筋肉が悪さする場合もあります。そのため、治療的にもどこにアプローチをしたらいいのかを判断するのも難しいです。痛いところだけをみるだけでなく、身体全体を見ないといけないことも出てきます。単純じゃないってことですね。

さて、その彼にまず身体の状態を知るために、足踏みをしてもらいました。上に書いたように、身体全体の状態を知ることが重要です。まず、その映像をご覧ください。

問題が起きているのは左膝です。何か変な感じは見えるでしょうか? 専門家的には、この映像からいろいろなことが見えます。わかりやすいところを3点ほど紹介します。

  1. 膝が伸びきらない
  2. 脚の後ろ側の特に外側が硬い感じがする
  3. 左脚を持ち上げるのが重そう

1番目の「膝が伸びきらない」は、割とわかりやすいです。ついでにいえば、脚を下ろすというよりも「どたっ」と落ちるような感じになってしまっています。

2番めに「脚の後ろ側の特に外側が硬い感じがする」 です。これは見慣れないとわかり辛いかもしれません。慣れていくにしたがって段々と見えてきます。

最後に「左脚を持ち上げるのが重そう」 です。

これだけの情報でも、かなりの修正が効きます。(実際にプロ的にはもっと多くの情報が得られているので、より多くの修正点にアプローチをします。)

まず、ふくらはぎと太ももの裏(外側)と脚を上げる筋肉を狙ってテーピングをしました。 ここで大事なのは、膝の裏の痛みを取るためには、膝の裏だけにアプローチをしてもそれだけでは不充分だということです。

ふくらはぎと太ももの裏はまだわかりやすいとして、 脚を上げる筋肉だったり、場合によっては背中の筋肉に対してアプローチをする場合も数多くあります。

キネシオテーピングをした結果が以下の映像です。

キネシオテーピングをする際には、必ず事前テストをして機能の落ちていることを確認します。「あっ、やっぱり駄目だね」と、動いていないことを確認してキネシオテーピングをした結果が上の映像です。 最終的に足を引きずることはなくなり痛みもほぼ消え、一生懸命セレクションにトライできました

沢山の方が困っている「膝の裏の痛み」。でも、しっかりと動きまでみていけば、たった一度のテーピングで解決してしまうこともあります。痛みの出ているところだけでなくその周辺や全体的な動きまでみてもらうことが重要です。

お近くでしたらばっちり修正しますので、ぜひご利用ください!

この記事を書いている人

走尾 潤Body Tuning Labo K7"代表 / Body Tuner

もともとは、富士通系のコンピュータメーカーでハード設計を11年くらいした。
ある時、運動選手のケアがしたくなり、脱サラ、接骨院開業。本格的にケア事業をするために、現在の自費治療院を開設。
今では、世界に挑戦するジュニアテニス選手やプロ選手。3時間を切る、比較的早い市民マラソンランナー、ダンサーや俳優などのケアサポートを行う。

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膝の裏が痛い(サッカー少年編)” に対して 2 件のコメントがあります

  1. まこ より:

    >ふくらはぎ/太ももの裏(外側)/脚を上げる筋肉に
    テーピングをしてみました。
    参考にさせて頂きたいのですが、何筋にテーピングをするのですか?

  2. はしお より:

    この映像、3年くらい前のものなので、今見るとまだまだ改善点がありますね…。
    で、
    後脛骨筋、大腿二頭筋、大殿筋に貼ったように思います。
    大殿筋は直接脚を上げる筋肉ではないのですが、関係性を考えて良く使います。
    ただ、あくまでもこの患者さんのこの時の状態に対して貼っているので、万人への効果はありませんです。

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