秋山みなみ選手(プロテニス選手)

minami2016年より世界を回りだした秋山みなみ選手。K7″のスタッフから見たら、自分の子供のように若い選手なのに、自分でたくさんのことを考えながら一人で世界を飛び回っています。

痛みがないのにメンテナンスや栄養管理」を実行するのは、活躍しているアスリートでもなかなか難しいもの。でも、そこを「きちっと押さえておくことは重要」と認識できている数少ないアスリートです。少しでもいい結果が残せるよう、陰ながら全力で応援していきます。

■今現在、身体のメンテナンスはどのように考えていますか。

本当は、もうちょっとちゃんと定期的にやりたいと思っています。痛くなったとか時だけじゃなくて。マッサージとかがいいのかよくわかりませんけども、本当は定期的にやりたいです。

■現実的に周りを見回してみると、メンテナンスをしている選手はいますか?

あまりいないですね。試合にはトレーナーさんを連れてきてケアをしてもらうみたいな人はいます。あと、会場には一応トレーナーがいるので、マッサージはしてくれます。

まぁ、毎日受けられるなら毎日受けたいです。 ただクラブの近くにあるのは接骨院だし…。

■定期的なメンテナンスがしにくいのは、遠征が多いからですか?

それはありますね。あと、掛けるべきところにお金は掛けたいと思いますが、コストのことは頭にありますね。

■時間的にはどうですか?

メンテナンスに割く時間は必要だと思います。気持ち的な面でもしていた方がいいと思います。ただ、練習があるからっていうのもあります。

例えば、今日は練習であまり時間がなかったのですが来ました。というのも、明日から海外遠征で、メンテナンスを受けてちゃんとした状態で行った方がいいし、それで怪我をすればできることはやったというあきらめもつくし、メンテナンスをしないで行って怪我をしてしまっては元も子もないので来ました。

K7)そもそもばっちりの状態で試合に行くというのは、プロスポーツ選手の場合は前提条件ですよね。

■話は少し変わりますが、海外遠征の時に食事をどうしていいのかわからないと聞きますが、その辺はどうですか?

海外を回り始めてまだ1年経っていないくらいなので、遠征先の近くに何があるかとかわからない状態だし、食べられるものは限られてくるからその中で選ぶしかないです。

海外遠征では、本当は自分で全部持っていけばいいと思うのですが無理で、一応お米とかは持っていったり、あとトラベルセットの鍋みたいなのを買って持っていってます。それでも限りはありますね。

なかには、炊飯器とか2週間分の食事を全部持っていくという人もいるんですけど、飛行機も料金とかあるんで、LCCとかだと安いから逆に超過料金が結構高くて、人それぞれだと思います。持っていけるなら持っていきたいけど。

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■国によって、食材はずいぶん違いますよね。

はい、韓国は普通かな。まぁ、良い方かな。アジア地区は普通です。エジプトとかは同じ食事しかないです。食事が楽しくない。食事が一番の楽しみなのに全然楽しくない、みたいな。

食事は割り切ることも必要かなと。トップレベルだったら全部用意して、キッチンとか泊まるところとか食材も全部持っていってってできるけど、金銭面でも限られてるから、ちょっとは考えてやれることはやるけど、できなければしょうがないなという感じ。何も考えないよりは、ケーセブンで教えてもらえることは大きいです。

栄養は、サポートについてくれると気は楽です。現地までべったり張り付きじゃなくても、LINEとかでのサポートは精神的に楽です。エジプト遠征で体調を崩して困ったときにケーセブンにすぐ相談できてすごく助かりました。

■話は変わって、世界のトップの人たちが持っていて、みなみちゃんが持っていないものはありますか?

遠征の時には、コーチを付けられてもテニスのコーチだけ。メンタルのコーチも必要ですね。人によるんだとは思いますけど。自分として何をしたらいいのか、もっと明確にしたい。自分なりには考えるんですけど…。

■今は、痛くなくてもメンテナンスをしているけど、実際こういうのは必要だと思う?

あった方がいいと思います。

ツアーを回っていく中で、怪我をしないというのが回り道しないことのひとつで、それが一番重要だと思っています。怪我をしたら元も子もないし。メンテナンスを受けているという安心感もあります。現地では受けられないし。

やれることはやっておこうと思います。