
Body Tuning Labo K7”は少しでも好成績を収めたいアスリートたちを応援したいという想いから立ち上げた治療院です。
なので、「プロになりたい」「海外で活躍したい」「強くなりたい」「いい成績を収めたい」「勝ちたい」などの気持ちが強い選手にはできる限りの応援をしているつもり。
その方法的にはボディメンテナンスと身体の使い方のインストールです。
いつでもいい状態でスポーツができるように、ある程度定期的にメンテナンスをします。と、同時に身体が壊れにくく、パフォーマンスの出る動かし方とはどんなものかをお伝えし、多少ながら練習してもらっています。
また、長いことたくさんのアスリートを見てきた経験から、どんな人がうまくいき、どんな人がうまくいかないのか。うまくいくためにはどんなことを考え、どんなことをしていったらいいのかを伝えることもあります。
この辺はたくさんの競技種目を、第三者的に見てきたからできることです。
各競技種目ごとに文化があり、それに従っているとうまくいかない場合が多々あります。なので、他の競技種目でもうまくいく考え方をほかの競技種目にもお伝えして、K7″を使ってくださる選手たちには役立ててほしいです。
この記事では、今までに培ってきた経験から、スポーツをしていない方を含めて「どんな人がボディメンテナンスをしたらいいのか?」その辺の考えについて紹介します。
定期的なボディメンテナンスが必要な人と理由
ぶっちゃけた話、理想論をいえばどんな人にもボディメンテナンスは必要です。
痛いとか痛くないとか、調子がいいとか悪いとか、スポーツをしているとかしていないとか、そんなこと関係なくすべての人が定期的にボディメンテナンスを受けることが理想的です。
「理想的」とは書きましたが、全ての人が受けるのは現実的ではありません。時間やコストもかかるし、身体に特に痛いところはなくて現状に満足している人もいるし、そんなこんななので、誰にでもボディメンテナンスをお勧めするつもりはありません。
でも、繰り返しではありますが、理想論をいえば、「どんな人でもやった方がいい」と思ってはいます。
では、理想論でなくて現実的にはどんな人にはお勧めしたいかをお話しします。
- アスリートで.現状より上位を目指したい人
- 今は痛いところがないけど、怪我が多い人
- なんとなくいつも身体の調子が悪い感じの人
こんな人たちにはボディメンテナンスをお勧めしたいです。
では少し細かくお話します。
現状より上位を目指したい人
K7″的には、現状よりも上位を目指したいアスリートには、特にメンテナンスを受けてほしいです。
過去にたくさんのアスリートをみてきました。市民レベルからプロスポーツ選手、そして世界で活躍したい選手もいました。そういう選手たちと話をしていると、スポーツ業界全体として自分の身体のメンテナンスを定期的にしている選手はかなり少ないと感じます。
現状の自分の身体に痛みがない、メンテナンスに掛かる費用も時間も取りにくい、そういうことが理由のようです。それはそれで、わからなくもないです。
ただ、現状よりも上位を目指したいのであれば、少なくとも自分より上位の人たちがやっていることは最低限やった方がいいでしょう。
競技スポーツは競争です。自分より上の人に勝とうと思ったら、少なくともそれ以上のことをやっていかないと、普通に考えて逆転できないです。 そこを理解している人たちは、やっぱり伸びていってますね。
現状やっていることを一生懸命やっても、自分より上位の人だって一生懸命やっているので、理論的には絶対逆転できないです。
なので、ボディメンテナンスがすべてというつもりはありませんが、定期的にきちっとやっている選手が少ないので、やればそこはアドバンテージになります。
と、この辺はなかなか伝わらないところで、経験的には伝わる人ほど伸びていってますね。
今は痛いところがないけど、怪我が多い人
怪我が多い人は、痛みがなくても怪我の原因というか種というかをすでに持っています。
痛みがないから気づかないだけで、ちゃんとチェックをすれば、微妙な不具合があちこちに生じています。
そもそも身体の状態が100%の人っていません。身体のチェックをするとちゃんと動いていないところが必ず出てきます。
ちゃんと動いていないところがあると、身体のどこか一部に運動負荷の集中が起きます。人の身体って、ちゃんと動くことで身体全体にかかる負担を分散させるようにできていますが、その働きがちゃんと発揮されなくなってしまいます。
今痛みがなくても、こういった小さな負担の集中が蓄積して、ある程度の時間がたった時に痛みになります。なので、定期的に身体をメンテナンスしておくと、こういったトラブルが未然に防げるし、動きやすい身体でいられるので得策かなと思います。
なんとなくいつも身体の調子が悪い感じの人
そもそも調子が悪いのであれば、何かが悪いです。
現代医学でいう病名が付かないとしても、何かしらが起こっているわけです。まだ表に出ていないだけというか。それを細かくチェックしてみると、いろいろと出てきます。
でも、痛くなければ問題がないと判断されます。そうじゃないよな、と思います。
なんとなくいつも調子が悪い人に、運動しているとかしていないとかはあまり関係ないです。普段、仕事として身体をほとんど動かさない方でも調子の悪い人はいます。ただ、怪我はしにくいですね。その分、凝りとか疲労感とかがある。
そんな人達でもメンテナンスをすればかなり改善できる可能性はあります。少なくとも何もしなければ何も変わらないです。
ボディメンテナンスをする理由
スポーツをしている人には何かしらの目標があります。
競技スポーツだったら少しでもいいタイムを出したいとか、少しでも試合に勝ちたいとか自分の向上があると思います。なければ、他人と競う競技スポーツなんてしないですよね。
競技スポーツではなく健康のためにスポーツをしている人達にも、不健康にはなりたくないという思いがあります。
だとしたら、ベースになる自分の身体が良い状態であった方が目標への近道です。もちろん程度問題はあるので、誰にでも同じ内容のことをするべきだとは思いません。
ただその人ごとに合わせた最低限の状態は作った方がきっといいと思っています。
まとめ
何かを成し遂げたいと思ったら、一番の基本になるのは自分の身体です。
その自分の身体の調子が悪ければ、なかなか高いパフォーマンスは出ないと思います。 なので、何かしらの目標があって頑張っている方にはボディメンテナンスを勧めたいです。
特に肉体的に負担のかかる事をされている方には、重要度が高いと思います。
最近、なんとなくもったいないなと感じる方を見る機会が多かったので記事を書いてみました。
メンテナンスに対しての理解が多少でも深まっていただければ幸いです。