腸脛靭帯炎の痛む場所は、ピンポイントでここです。

ケーセブンでは、比較的レベルの高いアスリートを中心に、けがをしにくく成績の出る身体を作るボディメンテナンスを提供しています。

実際には、陸上・体操・ダンスなどの個人競技系でタイム得点型の競技の方が多く、特にランナーの方には多くご利用いただいています。身体の良し悪しが、成績に直結するからですね。

ランナーといえば、ランナー膝と呼ばれる腸脛靭帯炎や、シンスプリントなどの障害が多いです。

さて、ネットで各種情報を集め、ご自身が腸脛靭帯炎っぽいと来院される方がいます。ただ、実際にみせていただくと痛む場所が腸脛靭帯でない場合もあります。

そこで、この記事では腸脛靭帯炎は、どこが痛むのかを紹介します。

腸脛靭帯炎とは?

腸脛靭帯炎とは、脚にある腸脛靭帯とその下にある骨が擦れて痛みが出ます。腸脛靭帯はどこにあるのかとか、どの骨のどことこすれるんだとか、その辺の詳しい話はネット検索をしていただくとして、まず当たり前のことなのですが、

腸脛靭帯炎は、腸脛靭帯の一部分が炎症を起こすもの

です。

つまり、腸脛靭帯でないところに痛みは出ません。(厳密に言えば、放散痛とか関連痛などと呼ばれるものは出るかもしれない)

で、腸脛靭帯炎で痛みの出る場所はここです。

腸脛靭帯炎のポイント

赤い線が腸脛靭帯のある場所で、濃く丸くなっている辺りが痛みの出るところ。言葉で言えば、膝の真横の外側です。

ところが、中には、お皿の下側やすぐ脇などに痛みを訴える方がいらっしゃいます。そんな場合には、腸脛靭帯炎ではないかもしれないです。(場合によっては、膝の外側の痛みはなんでも腸脛靭帯炎にしてしまうセラピストもいるようです。)

まず、ご自身に起きていることが何なのかを少しでも正確に知る材料になれば幸いです。だからといって治ってしまうわけではないのですが、最初の一歩ということで。

少し難しいですが、関連記事です。

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この記事を書いた人

Body Tuning Labo K7”代表の走尾(はしお)です。
人の身体、特に上昇志向の強いアスリートの動き具合を調整していくのが一番得意。
ほぼ100%の人が「自分の身体はちゃんと動いている」と思っているので、もっといい世界があることをお知らせしたい。
元コンピューターハードウェア設計エンジニア。たぶん、異色の転職組で人の身体への接し方が違います。それが結果の違いも生みます。

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