なかなか改善しないその痛み、そのフォームが原因なことが多いです!

寿司職人

痛みがあちこちにあって、治療院にあちこち行っている方にはよく聞くフレーズがあると思います。

痛いところが悪いところとは限らない

というようなフレーズ。でも、そう聞いていても、痛いところだけに施術を受けている方は多いです。どして?

事例

それはともかく、世の中にはいろんな仕事があって、職人と呼ばれる人たちがいます。職人たちは、いつも同じ動きをして仕事をするので、まれにそれが身体のトラブルにつながる事例を紹介します。

先日、仕事で料理をする方がおみえになりました。

身体を調整して、その中でいろいろ話をすると「首も痛い」と。ご本人の感触としては、この季節小魚をさばくことが多いそうで、どうしても多少無理のかかる動きをしてしまうそうです。

どんな人でも、完璧なフォームで作業ができるわけではなくて、どうしても条件的に無理な態勢をとらなければならなかったり、動きをしなければならない場合があります。それが痛みの原因になることがあるのです。

実際にどんな感じかみせていただくと、なるほど~という動きがあって、最終的には修正できました。ただ、身体の使い方をもっと効率的にしていく努力はしてもらう必要はあるかもしれません。

で、ヒントになったことがあります。

このお客様に「この人はすごい!」という寿司職人がいることを教えていただきました。有名人だから、YouTubeとかにも映像が出ているとのこと。そこで、一緒に見てみることにしました。

いや、たしかにすごいです。

軸がびしっとしているというか、包丁の入っていくところがきちっとイメージできているというか。

プロの料理人は、まな板に対して斜めに構えるそうです。右利きなら左脚前。

で、その左脚の土踏まずのところにびしっと乗っている感じで、包丁を引くときにも顔の位置が全く変わらないです。(場合によっては、多少覗き込むようなこともあるかとは思いますが、通常は一切ないです)

あれなら、首を傾けることもないし、動きが原因で痛みを出すことはないだろうなと思いました。(7:20くらいからがおすすめ。)

Saito: The Sushi God of Tokyo

刃先の状態を見ながらやろうと、首を傾けていくのが痛みの原因になってしまうようです。

考察

このことからわかることは、無意識なフォームが身体を傷つけることがあるということ。なので、もし運動していて、はっきりした原因がないのに痛みが出たらフォームのチェックが必要ということです。
(と、いいつつ、無意識に作られるフォームなので、本人はなかなか異常に気づけません。僕らのような外から見る第三者の目は必要でしょう。)

これは、アスリートでも職人さんでも肉体労働系の方でもみんな一緒。もっと拡張して考えれば、事務職の人でも一緒。昔、ライターさんのキーボードの打ち方がなんか変ですね、ということで調整をして楽になったことがあります。

こんな場合、痛みに対しては治療というよりもメンテナンスという感じですね。

自分の身体はどうなのか、チェックしてみよう

まず、セルフチェックとして鏡の前で自分の姿を見てみるとかビデオに撮ってみるとか、自分でチェックをしてみましょう。チェックポイントはいろいろありますけど、例えば(ケーセブンでは足踏み動作をチェックします)、

  • 頭の左右の揺れは一緒か
  • 腕の振り方は左右一緒か
  • 着地時間は左右同じで50:50になっているか

あたりは、比較的わかりやすいところです。一つでもずれていれば、フォームもたぶん狂っていて、痛みを出すリスクは高いです。

ちなみに、僕は実際の形よりも「力の発生の仕方」、それが「合理的に身体の中を伝わっていくか」を見るので、全然知らない競技や仕事の動きでもだいたい問題点がわかります。次に、YouTubeなどの映像でトッププロの動きを見て、違いを感じとり問題点を確定する感じです。

まとめ

一般的には、「誰が見ても変だよね」っていうほど乱れたフォームでなければ、異常な動きが出ていることには気づけないです。

でも、フォーム異常がほとんどの場合痛みの原因になっているという認識があれば、段々と自分の身体とフォームに意識が向き、「なんか変だ」というのは感じ取れるようになっていきます。

それを修正するのはかなり難しいことですが、そんなときにはプロを使っていただくといいと思います。動きが修正されれば、痛みが減るだけでなく、パフォーマンスも向上するので、上を目指している方々にはとても有効だと思います。

まずは、そんな知識を頭に入れていただいて、ご自身の身体とその動きに意識が向くことを期待してます。できたら、段々と強くなります。経験上、どんなにレベルの高いところの選手でも、それほど自分の身体に気づいていることはないです。

なので、きっとワンランク上に上がれると思います。

この記事を書いた人

Body Tuning Labo K7”代表。
人の身体、特に上昇志向の強いアスリートの動き具合を調整していくのが一番得意。
ほぼ100%の人が「自分の身体はちゃんと動いている」と思っているので、もっといい世界があることをお知らせしたい。
元コンピューターハードウェア設計エンジニア。たぶん、異色の転職組で人の身体を見ていくフローも違う。そのため、違う結果が得られるはず。
そういった世界を経験してきているので、根性と気合ですべてをこなそうとするのは苦手。

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