膝の動きを誰にでもわかるように画像化してみました

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施術の際に「動き」を見ていくというのは技術的になかなか難しく、特に素人である一般の方に起きていることを伝えるのはものすごく難しいものです。

定規を当てて何センチみたいなのは簡単ですが、動きというのはあっという間に状態が変わってしまうからです。

そこで、皆さんにも膝の動きをわかりやすくするように一工夫してみました。少なくとも、左右で違う動きをしているのはわかりると思います。

どんなことをやったかというと、暗い部屋の中である患者さんの膝に発光体をつけて足踏みをしてもらいました。その状態を静止画を撮るカメラで4秒間シャッターを開いて撮影です。

今回は、撮影機材の関係で左右別々に撮影し合成しました。そこでできたものが下の写真です。

膝の動きをみる

できた画像を見ると、自分でも気づいていなかった発見がありました。

まず、足踏みをしているとき、膝のお皿の動きは「ハ」の字です。ほぼ上下運動をしていると思っていましたが、少し内側に上げています。

これはこれでいいのですが、問題なのは横ブレです。

写真左側は右脚なのですが、着地をしたときに少しだけ内側にブレています。 そして写真右側の左脚ですが、着地をしたときに右脚とは逆に外側にブレています。 何がブレかはわからなくても、左右で非対称になっていることはおわかりいただけると思います。

今までの経験上、腸脛靭帯炎やシンスプリントをお持ちの方は、大抵この膝が外側にブレる動きを持っています。この動きのために、腸脛靭帯炎の現象である靭帯と骨がこすれたり、またシンスプリントの場合にはヒザ下の骨が走るたびに撓む(たわむ)ということが起きます。

つまり、治療的にはこの膝の外側にブレる動きを止めることを考えて実行していけば、必然的に腸脛靭帯炎なりシンスプリントが解決していくということだと考えています。

動きはなかなか見えにくいですが、こうやって可視化していくと変な動きが存在することがわかり、またこれらに伴い障害が起きていることもわかってきます。障害が起きている原因がわかってくれば、解決までの時間も短くて済むと考えています。

次以降、この動きを動画で確認してみたいと思います。

この記事を書いた人
Body Tuning Labo K7”代表。 人の身体、特に上昇志向の強いアスリートの動き具合を調整していくのが一番得意。 ほぼ100%の人が「自分の身体はちゃんと動いている」と思っているので、もっといい世界があることをお知らせしたい。 元コンピューターハードウェア設計エンジニア。たぶん、異色の転職組で人の身体を見ていくフローも違う。そのため、違う結果が得られるはず。 そういった世界を経験してきているので、根性と気合ですべてをこなそうとするのは苦手。
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