マルシェでバランスチェックの無料体験会をしてきた

以前はたくさん治療院の外に出て仕事をしていましたが、最近ではめっきり減りました。これも歳のせいなのかもしれません。

先週末、久しぶりに治療室の外に出て、仕事をしてきました。

いつも選手たちのメンテナンスでお世話になっているサッカークラブの関連施設で、マルシェを開催するとのこと。身体関係のブースがあっても面白いだろうなということで、声をかけていただきました。せっかくの機会なので出店させていただきました。

この話を頂けたのも、普段からケーセブンのメンテナンス施術を受けていただいて、ある程度の信頼感を持っていただいた、とのことだと思っています。大変ありがたいお話です。

ということで、この記事は、マルシェで開いたバランスチェック無料体験会のレポートです。

マルシェでバランスチェックの無料体験会をしてきた

ケーセブンのブースでは、二つのテーマをやりました。

  1. テープケア体験会
  2. バランスチェック無料体験会

メインテーマはテープケア体験会でした。で、僕の担当はバランスチェック無料体験会。なので、この記事ではバランスチェック無料体験会をレポートします。

ちなみにテープケアはケーセブンのスタッフが提供する、「自分自身でテーピングをしたい方にテーピング技術をお伝えする。」そういったイベントでした。こちらも普段のメイン業務の一つです。

バランスチェック無料体験会の目的

今回のようにマルシェでブースを出すには目的があります。

  1. ケーセブンで提供している施術を体験してもらうこと
  2. 多くの人(多分全員)は「重心位置に狂いがあるけど、それに気づいていないこと」を知ってもらう
  3. 「ほんの小さなシールを貼るだけで身体が変化する」ことを知ってもらう。

といった感じ。

日頃色々な方のメンテナンスをさせていただくときに思うことがあります。それは、「もう少しご自身の身体についての知識があればもっと楽に生活できるのに」ということ。

もちろん、たくさんの情報のお持ちの方もいらっしゃいます。ただ、いろいろな企業の宣伝広告的な情報に振り回されすぎちゃってる感じがしなくもないです。

多分、テレビや雑誌などがその情報源なんだと思います。それ自体は悪くはないのですが、一般論的すぎるし、個々の方の症状に合ったものではないし、今その人の身体に起きていることに合致しないことが多いのです。

なので、外から来た情報ではなく、自分自身の身体と感覚で体験してもらえたらいいなと思います。

バランスチェック無料体験会でやったこと

マルシェのような人が集まるところで無料体験会をやる場合、通常の施術と全く同じことをすることは時間的にも場所的にも無理です。あくまでも体験をしていただくことが目的なので、簡易版の施術を提供しました。

バランスチェックという名の通り、右腕と左腕、右脚と左脚で同じぐらいの力が出るのかを調べました。また、身体を前から押すのと後ろから押すので、同じように反応できるのかどうかを調べました。

テストをした腕と脚で違いがある場合には、小さいシールを貼ることで同じぐらいの反応になるようにその場で修正をします。

小さいシールを貼ることだけで、その場で修正することに意味があります。

受けてくださった方の反応

小さいシールを貼るだけでその場で身体が変化するので、ほとんどの人から「なんで~?」と聞かれます。

まぁ、答えとしては「変化させるようにシールを貼っているから」なんですけど、大抵は納得されないです。原理的にはそんなに簡単なものではないし、プロの施術家向けに講座を開くこともあるので、「どうしても知りたければそういったものに参加してください!」とお願いすることにしています。

ただ、原理ではないですけど、どういう考え方で施術をしているのか質問をくださった方がいて、それについては細かくお話させていただきました。お帰りの際には、「勉強になった」といっていただいたので良かったです。

バランスチェックや調整をしていて思うこと

ケーセブンの施術では、施術前に必ずチェックをして結果に対して施術をします。そして、一つひとつの施術が終わったところで、その施術がうまくいっているのかどうかのチェックも必ずします。

そのため、一つの施術が終わった段階では必ず身体は変わっています。

ところが現実世界では、実際に施術を受けたクライアントさんが自分の身体の変化に気付けないことがあります。個々の感覚の敏感さの違いですね。

これは、自分の身体に多少の狂いがあっても、気が付けないことを意味しています。

こういった場合、いつの間にかどんどん身体が狂っていって、どこかの段階で痛みが出る可能性があります。痛みが出るまで何も手が施せないのは、施術提供側としては少し残念です。アスリートとかだと、本当に残念ですね。

予防」というのはそういうことで、「自分で気が付いていない微妙な身体の変化を大きな症状になる前に正す」ことです。しかし、多くの人にとって大きな症状になる前に身体を正すことは難しいですね。

なので、今回のマルシェでチェックを受けてくださった方々の体験が、何らかの役に立ってくれるようになったらいいなと願っています。

まとめ

普段のメンテでお付き合いのあるアスリートであっても、自分の身体の狂いには気付けない選手は多いです。というか、気づける選手のほうが少ないかもしれない。

身体の狂いから左右の苦手意識ができる場合もあります。それを練習不足だと思ってひたすら練習に励むのは、ちょっともったいなく思います。

自分ではなかなか気付けない、でも実際には狂っている事実を、一般の人たちに体験してもらえて、とても良かったです。

また、こういった機会があったら出て行きたいなと思いました。

なんとなくこの記事のことが気になったら、ぜひケーセブンのバランス調整を受けてみてください。きっと、「なんで~?」と聞きたくなることと思います。

でわ。

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この記事を書いた人

Body Tuning Labo K7”代表の走尾(はしお)です。
人の身体、特に上昇志向の強いアスリートの動き具合を調整していくのが一番得意。
ほぼ100%の人が「自分の身体はちゃんと動いている」と思っているので、もっといい世界があることをお知らせしたい。
元コンピューターハードウェア設計エンジニア。たぶん、異色の転職組で人の身体への接し方が違います。それが結果の違いも生みます。

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